2014-01-01から1年間の記事一覧

旅の記録 2014

需要無さそうな気もしますが、まあ年末だし(なんこっちゃ)。 今年は1月に靑森に行ったのを皮切りに各地へ……というほどでもないのですけど。仕事で出掛けることも結構あります。 今回は、今年一年間で私が出掛けたところを紹介してみます。過去記事では2カ…

フリードマンの誤算

前回の続き。ケインズの逆襲、ハイエクの慧眼 (PHP新書)作者: 松尾匡出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2014/11/15メディア: 新書この商品を含むブログ (12件) を見る もうリフレの話はいい加減にした方がいいかなあ。つまんないっすかね。なんか心配になっ…

ケインズの誤算

えー、前回の続きではありません。全く別、とても興味深い本を読みました。 ケインズの逆襲、ハイエクの慧眼 (PHP新書)作者: 松尾匡出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2014/11/15メディア: 新書この商品を含むブログ (10件) を見る リフレ派の話を本で読ん…

アダム・スミスの誤算

以前、老眼のおかげで最近本がなかなか読めなくなってしまった、なんていう、政治経済とは全く関係ない記事を書いたら、なんと当ブログNo.1のヒット記事になってしまったという、嬉しい反面ある意味ちょっとなんだか情けないことがあったのですが、俺が本を…

ベーシックインカムとは何だろうか

ベーシックインカムが実現すると、どんな良いことがあるか - クソログ ブックマークも大量について、大いに盛り上がっております。ブコメで制度のしくみや財源の話など、概ね出尽くした感もあるけど、なんだかイマイチ煮え切らない感じ。私としては、そもそ…

前々々回の記事、タイトルが「この道しかない。」でした。 この道しかない。 - 強靱化のすすめ この道しかない。 - 強靱化のすすめ 最後に「。」がついているのは、皆様お察しの通り、もちろん自民党の選挙ポスターからそのまんま取っているからです。 こう…

柴山無双

「二一世紀の資本論」が日本でも発売されました。21世紀の資本作者: トマ・ピケティ,山形浩生,守岡桜,森本正史出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2014/12/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (92件) を見る タイトルが アカだサヨクだマルクスだ! (…

株式投資とは何だろうか

アベノミクスの政策を「金持ち優遇」とか文句ばっかり言っている奴は負け組。現金を貯金で置いておくだけなんてもったいない。愚痴ってないで積極的に「アベノミクス相場」に参加しようぜ!みたいな記事を最近はてなブログで見かけたのですが、ブックマーク…

この道しかない。

選挙ウィークですね。盛り上がってますか! なんか、はてなのトップページ、自民党の広告が出るんですけど。 こんなところにも出てきました。 なんとなく絵面が面白かったんで、キャプチャしてしまいました。ちなみにこのアフィ広告、画像を見ての通り、つい…

東田剛氏を偲んで(後編)

前回記事の続きです。未読の方はこちらです。 東田剛氏を偲んで(前編) - 強靱化のすすめ 東田剛氏を偲んで(前編) - 強靱化のすすめ 私が思うのは、東田氏の記事を書く原動力になっているのは「怒り」ではなかったか、ということです。怒りのエネルギーで…

東田剛氏を偲んで(前編)

最近は経済学関連の記事を連投していましたが、いかがでしたでしょうか。 無闇に「パチンコ」に準えてみたり、「AA偉人伝」を挟んでみたり。「魚の量的緩和」「通常の3倍の量的スピード緩和」とか、へんな造語を繰り出してみたり。あとは「うん国債」の絵と…

バーナンキの背理法

先日引用したリフレの話。続きをやります。 リフレ政策はトリクルダウン理論じゃないよ、という話 - 児童小銃 リフレ政策はトリクルダウン理論じゃないよ、という話 - 児童小銃 サイト見てたら ”バーナンキ推し” のようなので、これ追加記事が必要かなあと。…

未来格差はどこからくるの?

これからはグローバルの時代、なんていうけれどそれ、ほんとなのかなあ。 ほんとにグローバリズムってナショナリズムに変わる、新しい価値観なのかなあ。 グローバリズムなんて千年以上前から何度も何度も起こってる。 って言うとね、改革者がバカにするんで…

「アベノミクス 第一の矢」の理想と現実

すんません。ちょっと危なっかしい話題に便乗させていただきます。選挙前だし。 「理論」ばかりでなく「現実」はどうなっているのか、の検証が必要だと思うのです。 リフレ政策はトリクルダウン理論じゃないよ、という話 - 児童小銃 リフレ政策はトリクルダ…

大きな主語における未来格差

以前のこちらの記事で紹介しました、中野師匠の新刊「世界を戦争に導くグローバリズム」読了しました。現実主義と理想主義と - 強靱化のすすめ 「無双!中野学校」で習っていた内容とも関連していて、より深く理解できた感じです。実は以前から私、一度イス…

岡田斗司夫が支持される10の理由

最近、岡田斗司夫さんが気になっています。私の(とても狭い)観測範囲では、若い人に結構支持されているようでして。私が最初に岡田さんを知ったのはこちらの記事。 『ホリエモンとオタキングが、カネに執着するおまえの生き方を変えてやる!』読書感想文 -…

『国債がマイナス金利』など大した問題ではない(続き)

前回の記事、(ウチにしては)妙にアクセスが多かったので、なんでだろ?と思ったら、あるニュースまとめサイトにリンク貼られていて、ちょっと話題になっていたようです。なかなか手厳しいコメントもあったので、その件について書いてみます。 (前回記事、…

『国債がマイナス金利』の馬鹿馬鹿しさ

前回の続き。更にくだらない話を徹底解説! この「国債がマイナス金利」の話、前回記事に出てきたリアル議論では、改革者が「国債の価値が高まり、国債市場が活性化している証拠だ」みたいに言っていたような気がする。あなたの周りにはそんな人はいませんか…

現実逃避

お久しぶりです。 前回(10/17)・前々回(10/14)と、政治・経済ネタを扱う上での考え方について書きました。これ、ブログに限らず、現実世界で議論する場合でも同様の心構えが必要と思っています。 私は今年の1月から本ブログを始めましたが、以降現実では、…

ブログでは政治に言及しない方がいい?【後編】

前回の続きです。未見の方はこちらを先にご覧下さい。 ブログでは政治に言及しない方がいい?【前編】 - 強靱化のすすめ プロの報道? マスコミは色々なことを声高に主張し、政治に口出ししている。「国民的議論」が必要であると。「大人」達は、皆が政治に…

ブログでは政治に言及しない方がいい?【前編】

今回のタイトルは、以前の記事、この辺の話の関連です。無機的な、からつぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜目がない、安倍晋三 - 強靱化のすすめこの記事ではSizuka Ritsuさんの記事を引用させて頂きました。以下の記事です。英雄にあこがれて−三…

【宣伝】 ちょく論、スタート!

10/1よりKADOKAWAの有料メルマガ、「ちょく論」がスタート! ってもう10日も経ってますけど。 /ちょく論 /ちょく論 - ちょくマガ|KADOKAWA 以前より度々取り上げていた「無双!中野学校」も、このKADOKAWAのメルマガ。今回は佐藤健志氏と中野剛志氏が寄稿さ…

現実主義と決断主義と

変態全裸仮面という人のことを知っているかな 以前に安倍首相を「機動戦士ガンダム」のトリックスター、シャア・アズナブルに準えてみる、と言う記事を書きましたが。 逆襲の安倍晋三 - 強靱化のすすめ そのガンダムついでに、アニメ版「機動戦士ガンダムUC…

俺が本を読めなくなったのはいつからだろう

って五浦大輔さんかよ。 俺妹最終刊。2013年6月発売。一年あまり前ですね。俺の妹がこんなに可愛いわけがない (12) (電撃文庫)作者: 伏見つかさ,かんざきひろ出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2013/06/07メディア: 文庫この商品を含むブ…

フランス革命の省察

「自称保守」歴二十年、ふのい倉津浦でございます。今読んでいる本がこちら。 新訳 フランス革命の省察―「保守主義の父」かく語りき作者: エドマンドバーク,Edmund Burke,佐藤健志出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2011/03メディア: 単行本 クリック: 9回…

現実主義と理想主義と

中野師匠[要出典?]の新刊が発売!世界を戦争に導くグローバリズム (集英社新書)作者: 中野剛志出版社/メーカー: 集英社発売日: 2014/09/17メディア: 新書この商品を含むブログ (4件) を見るおおう!特設サイトまで! 中野剛志「世界を戦争に導くグローバリ…

逆襲の安倍晋三

シャア・アズナブルという人のことを知っているかな 今回のタイトル、なんか格好良い響きというか、釣り臭いというか。これはアニメ映画「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」のパロディです。ご存じない方にお知らせしますが、この映画の主人公シャア・アズナ…

無機的な、からつぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜目がない、安倍晋三

衝撃の記事!久々に考え込んでしまいました。 おなじみShizuka Ritsu さんのブログ「静夏堂」です。ちょっと読んでみて下さいよ。英雄にあこがれて−三島由紀夫について.2 - 静夏堂問題は2点。① 政治に深く突っ込むと馬鹿になりそう ② 安倍晋三氏と三島由起…

ネガコメとアウフヘーベン

うわー、またネガコメ付いた!くっそ~俺が3~5時間も掛けて書いた記事を、たかだか5分程度で読んだ挙げ句に一言ケチだけ付けて去っていくとか何様?貴様あー、歯をくいしばれー!とか、どうしても、必ず、毎回、一瞬そう思ってしまいます。いやーほんの…

左傾男子vs右傾女子

前回は、古市憲寿さんの著書「だから日本はズレている」の読書感想文を書きました。以前からの弊ブログ読者で、且つ古市さんをご存じだった方は、「なんで古市?ネタにしようとしてるとしか思えないwww」とか思われたでしょうかね、やっぱり。確かに弊ブ…