いにあな

フミコフミオさんのこれね。

表紙が決まりました。(2019年9月2日) - 1分日記

増税前に買っとこう、ってことでkindle版を9/30に買ってたんだけど。10月から値下げしてやんの! ¥1404→¥1287になってるぞ!

 感想文ではありません。読んで少し元気が出てきたので、たまにはなんか書いてみよう、と思った次第。近頃ちょうどサラリーマンという生き方にちょっと絶望していたので。マジで元気出たよ。俺はまだ負けた訳ではないんだな!
 前回記事の通りで?、私の場合「胃に穴」どころか「頭蓋」に穴が開いてしまった。まあ、人為的に開けられたものだけど。血流改善手術、というか、医師の説明では「延命措置」。

 中大脳動脈硬化・閉塞による脳梗塞。おそらく仕事のストレスによる自律神経失調で血圧が長期にわたって異常上昇していたのが原因。きっかけは多分これの時。この後も、何度もデスマーチに付き合わされたし。普通に生きてりゃ40代で脳梗塞心筋梗塞はあり得ない。ストレス要因で死にかけたので、まさに「胃に穴」と同源。上位互換的な何か。かな?40過ぎて月100時間残業やら徹夜仕事なぞやってたら、そりゃ「人間壊れるわ」って話。

fnoithunder.hatenablog.com


「胃に穴」作中で「心が壊れる」の他、「壊れる」という表現がたびたび出てきたのが印象に残る。マジで、人間が、物理的に壊れるのな。私は「脳が壊れる」という恐ろしい体験をしてしまった。


お義父さんの血圧のエピソードが身につまされる。私は上記記事直後の健康診断で、血圧145-95、とか出てしまい、病院行けと勧告が出て、取りあえずはC社の血圧計を買って家で計ることにした。いつも上が160、下が120とか出る。ヤバイ。いくら何でも高過ぎだろ、風呂上がりから一休みしたタイミングでこれはないだろと。んで買った機種のアマゾンのレビューを見ると、「高く出る」「20くらい高い」とか言ってる人がチラホラ。そうか、だよなー表示が高過ぎだよな、などと思ってあんまり計らなくなってしまった次第。おかしいのは俺ではなく、血圧計の方なんだ。などと勝手に合点してしまう。自分にとって都合のいい情報しか見ない、見たいものしか見ない典型的アホ。おかげでこのザマだ。

一回目の入院あけ、3月の退院後にO社の血圧計を購入。計り比べてみるとどちらも計測結果は変わらない。上150、下100くらい、いつ計ってもだいたい同じ。おかしいのは機器じゃない。俺だった。当たり前だ。

 今にして思えば、動脈硬化の影響で血流が細って頭の働きが徐々に低下し、仕事はミスだらけ、物忘れや忘れ物もひどくなり日常生活にも大いに支障が出るようになる。原因分かってなかったので、「年取ればしょうがない、そんなもんだ。とは言ってもまだ40代なのにこれ酷すぎだろ」と思いながら生きていたんだ当時は。完全に動脈閉塞して右半身の脱力発作で立つことができなくなるまで気づかなかった次第。

 ブログの文面見ても思考力の低下は分からないね。過去記事見ても違いは分からんもん。今にして思えば、キズナアイやってた頃にはおそらくもう左脳の血流が極端に細っていて、記事書くのにすごい時間掛かってたんだけど。ちゃんと書けてたよね?
fnoithunder.hatenablog.com


年始には発達障害の話もしているけど。

新年雑感 - 強靱化のすすめ

私の場合はADHDが直接的な問題ではなかったようだ。発達障害ではなく、動脈硬化による脳の血流低下で脳機能低下、いわゆる高次脳機能障害の一種だったようだ。脳が慢性的に酸欠状態。ガンダムで例えるならテム・レイだな。日増しにバカになっていく。まあ、ADHD克服のためガキの頃からの訓練や習慣づけで身につけてきたものがすっかり剥がれ落ちてしまっていた、というのはありそうだけど。自分でも原因分かってないし、当然ながら周囲の理解は全く得られなかった。きっつー

私に必要だったのはコンサータではなくアジルバだったのだ。
人にもよるだろうが、中年以降はもうコンサータはヤバイだろう。血圧上がるから。確かにめっちゃきくんだけどね。完全に失敗だった。寿命を縮めてしまった。今は割と普通に生きていられるようになったからいいんだけど。これはあくまで結果論。


 脳のCT画像を見た限りでは左側頭葉の脳底部あたりはかなり広範囲にわたって脳軟化状態、すでに死んでいる!たいした後遺症がないのが不思議なレベル。特に、言語機能に問題出てない、視野欠損が無い、のはラッキーとしか言いようがない。読む、書く、聞く、話す、の脳機能が壊れると取り返しがつかないらしい。これらはリハビリではほとんど戻らない。私の場合は左利きなので、「優位脳」が右脳になっていて、言語関連の機能が右脳側に配置されている可能性が高い、ため、たまたま無事だっただけみたい。


 目立った後遺症もなく、見た目はあまり問題なさそうだが、左脳の血流があまりにも減ってしまっているため、いわば慢性的に軽度の脳梗塞状態にあり、このまま放っておくとそれこそテムレイ化してしまい、要介護になって早死にする。というのが主治医の見解で、いや「テムレイ」は言ってなかったけど。著しく脳の働きが低下してしまったのは実感していたので、少しでもマシになるなら、ということで、脳手術を受けた次第です。

 これであと十年は戦える。っていうか、あと二十年戦わないといけないのか。きっつー