『批判会』はダサい

masarin-m.hatenablog.com


 私の狭小な活動範囲では「批判会」って観測したことないし、同様に「互助会」もよくは知らない。ので、手前勝手な話になりますが。


 オレも「ブックマーカーうざい」とか思うことはよくある。「はてなブロガー滅びろ」とか言ってる典型的クソ。クソが「クソをまき散らすな」とクソを撒き散らしている。ミイラ取りがミイラになったんじゃなくて、むしろミイラが「ミイラ取り始めました♡」って感じ。同じ穴のミイラ……じゃなくて、むしろお前の方がミイラボスだろっていう。そういう感じの人、多いよな。
 違うタイプのミイラだけど、ヘイトを撒き散らしながらヘイトと戦う某ヘイトファイターとかね。ミイラ取りがミイラになったんじゃない!ミイラがミイラ仲間を増やそうとしているんだよ!
 
Ω ΩΩ <な、なんだってー!!



とか、こういうことをブログに書き始めたら自分もミイラ化してしまうので、できるだけ書かないように、かかわらないように、努力している。


 それに、「ブックマーカーはクソ」とか「はてなブロガーはクソ」とか、実はオレもしょっちゅう思うんだどっちも使ってるくせに。けれど、そういう言い方は主語サイズがおかしいだろ、って指摘もあるし。敢えてそういう言葉遣いをするのもありだとは思うけど、ちゃんとその効果を狙ってね。こういうの、たいした考えなく雑な言葉を連発したり、思いつきでいい加減な言葉遣いばかりしてると、いずれ言葉は説得力を失う。言葉が軽くなって「あいつはその程度のヤツだ」と見られてしまう。実際私はそういう人をそういう目で見ている。あいつはその程度のヤツなんだよ。気にすることないさ。


 つまりね。「批判会」の何がダサいってそのネーミングセンスなのよ。誰が名付けたか知らんが。「批判」がダメだ、と言っているようにしか見えないし、もちろんそういう意図で名付けたんだよな。さてはオレをディスってるのか。年がら年中「批判」ばかりしているからな。構造改革批判をはじめ、経済金融政策批判、国防外交政策批判、現代経済学批判、リベラリズムネオリベラリズム批判、プロテスタンティズムに内包される無謬性への批判、現代進歩主義批判、民主主義の問題指摘などなどなど。


 オレがやっているようなことはけしからん、という認識なんだよな「批判会」とかいう言葉をふつうに使ってる人は。そんなことはどうでもいい?「私たちを「批判」するな」ってこと?そういう雑な言葉遣いをしている人とはまともに対話できる気がしないな。オレは「批判」ばかりしているクソやろうだしな。クソが寄ってくるのがいやなら寄ってこないように努力した方が良いと思う。オレは最大限努力しているぞ。クソが大嫌いなのでね。オレは美しいものが好きなんだ。こういう考え方って近頃じゃ「マッチョイズム」とか「レイプカルチャー」とか貼られちゃうんかね?まあ、オレは近寄っていかないので安心してください。オレは美しいものが好きなんだ。
 
だいたい、「互助」も「批判」も本来は決して悪い言葉ではないのに。と言うより、どちらも大切な精神のはずなのだ。美しい言葉を汚し、軽くしてるのは誰だ。




 ところで、masarin-mさんは少し前にうちのブログ言及されてましたね。選択的夫婦別姓の件で。あの記事では大変的確なご指摘を頂きまして、確かに仰るとおり、私のアレは「『夫婦別姓への反論に反論します』に反論」、とか言いながら実は何も言ってない、というヘンテコな記事でした。同時にメロンの人の記事に対しても問題の指摘と、その辺についてのご自身の意見を書かれていました。これは、自分の思考を整理したり、「何か変だぞ」と思ったことについて「何が変なのか、どこがどう変なのか」を具体的に分析された結果と思います、ので、これぞまさに「批判精神」でしょう。批判なきところに成長なし。改善なし。発展なし。場合によっちゃあ、うちの前々記事のように、批判なき世界は犯罪を助長する、なんてことにもなりかねません。批判を認めないことは「人の不完全性を認めない」ということであって、非常に危険なことだと思います。



 さてさて、

では、なんで「夫婦別姓」について、「反論」とか言いながら、私は何も書かなかったのか、言い訳しておきます。
 
実はあまり興味がないし、よく知らないから、です。
じゃあなんで書いたんだよ。ますます意味分からんわ!!


 つまりアレですよ、互助会。互助精神ですよ。


 あの記事では、オレのライバルであるplagmaticjamさんが随分とブクマで殴られていたので、こりゃ凹んでるかも、とか思いましてね。なんとか元気づけることはできないか、みたいな。「スピードワゴンはクールに去るぜ」的な?大したこともできませんが、ちょっとくらいは慰めになるかもしれないし。それに、もしかして万が一、この一件でブログがイヤになってやめてしまったら、私の楽しみが減ってしまうじゃないですか!ライバルあってこそ張りのある人生。ってカーズ様も言ってたし。なので、あの記事では夫婦別姓については具体的に何かを書く必要はないと判断しました。ただご本人に「君の記事は面白かったぞ」と、どうしても伝えたかったのです。


dic.nicovideo.jp


 私、以前にも何度か記事が炎上してしまった人の擁護記事を書いてますけど、いずれも動機は互助精神みたいなもんです。plagmaticjamさんのほかにも、zeromoon0さん、delete_allさん、paradisecircus69さんとか。私が勝手にライバルだとか友人だとか師匠だとか思っていてね。とりあえず今は燃えた人だけ挙げましたが、もちろん他にもたくさんいます。

 たとえ炎上し叩かれた記事であっても、「アンタは間違ってない」「オレは支持する」「カッコ良かったぜ」とかね。そう思ったヤツもいたのだと、伝えたかった。別にウソやおだてとかではなく。手放しで全面擁護してるワケでもないし。っていうか応援記事なのかと思ったら地獄へ逝けだとかひどいこと言われたですって?そうでしたっけ?


 というわけで、私からや言及が行ってしまった皆様は互助会メンバーですので、いずれ私が炎上してしまったあかつきにはどうぞ適当に慰めてやってくださいまし。