新年雑感

〇えー、新年、あけましておめでとうございます。今年も世露死苦です。
近頃のはてなブログ、安定的に更新してるのって10年20年選手ばっかりになってきたな。私の観測範囲だと。ここもどうなるかわかりませんが。


〇さて、
藤井内閣官房参与が退職 :日本経済新聞

 昨年末、国土強靱化の藤井聡さんが内閣官房参与の職を辞したそうだ。六年間、お疲れ様でした。よくぞここまで続けてこられたもんだ。元々この人が採用されたこと自体、ケインジアン系勢力に対するアリバイ人事みたいなもんだったし。
 
 近頃の藤井さんには正直賛同しかねる部分もあった。消費税の増税が絶対にマズい、というのは確かでしょう。しかし、いわゆる「輸出戻し税のおかげ」で大手メーカーが不当に儲けている、なんてことは無い。制度自体は絶対に必要なものだし、少なくとも「消費税分まるもうけ」なんてことは有り得ない。よほどお疲れだったのだろうか。あれは周りもとめろよとか思ったが。

「輸出戻し税」という嘘を計算で説明します| twitthal|note


〇「内閣官房参与」の身でありながら、野党議員である山本太郎氏や辻元清美氏と共闘したり、政策をレクチャーしたり、とかしてたのは、素晴らしいことだと思う。なかなか出来ることではない。

しかし、高橋洋一さんのような方と共闘したのは、残念だった。高橋氏はその時々のニーズに合った、という意味では非常に的確な論説をする人ではあるけれど。徹底したポジショントークに徹底した無責任。「こう言っときゃいいんでしょ、これで間違いないでしょ、こういうのが欲しいんでしょ」みたいのばっかり。そしてそれが出来る優秀な自分への陶酔。自己顕示欲ばっかりじゃないか。
藤井さんの盟友である青木泰樹さんがとある討論番組で、高橋氏のあまりの無責任さにブチ切れて「あなた無責任すぎ、いい加減にしてくれ」みたいなこと言ってたじゃないか。「ぶち切れ」は言い過ぎか。でも本気で怒ってたじゃないか。確かその場に藤井さんも同席していたんじゃなかったか。

経済学者はなぜ嘘をつくのか

経済学者はなぜ嘘をつくのか


 まあ、大阪都構想の件もあるし、藤井さんだって何も好き好んで高橋氏と共闘していたわけでは無いだろう、というのはわかるけれど。日本の未来のため、を思えばこそやむをえなかったのだろう、とは理解するけれど。

なんだか、学者の立場を離れ、「政治」をやっているような印象があった。


なので、内閣官房参与を辞める、というのは、良いことだと思った。もう潮時でしょう。本当にお疲れ様でした。


〇ここの「強靱化」の看板も、これを機に降ろすか、とも思ったんだけれど。とりあえずブログタイトルが思いつかない。タイトル変えてここに何を書くのか、さっぱり分からない。もう大して書いてないし。書くことあるのか。色々と考え直す時期なのか。




〇というわけで?今さらながら「自分と向き合う」ことを余儀なくされている。本当に今さらだ。前々回にちょっと触れたことだが、3ヶ月ほど前から「コンサータ」という薬を飲んでいる。ADHDに効くやつね。コンサータが処方されるってことは、要するに医者から正式に「ADHD認定を受けた」わけです。発達障害の診断ではお約束らしい、

・WAIS-III 知能検査
・AQテスト

 ってのを受けました。これ知らなかった。受けた後に色々調べて、ああ、そういうテストなのか、などと後から知った。ADHDについては、医師によればADHDの可能性が濃厚っていうか、「成人男性・不注意優位型」の典型、スコアの上では生活困難レベルらしい。コンサータ、しばらくは副作用がキツくて「これ飲み続けんのムリだ」と思ったけど。一月もするとだいぶ慣れてきた。効果はハッキリ出るし、おそらく生涯飲み続けることになるでしょう。

この、「WAIS-III知能検査」「AQテスト」と「ADHD」「ASD」について、さんざん調べたりしたんですが、調べれば調べるほど混乱する。まとまらない。どう捉えていいのかわからなくなる。けど、近々、何かしら書くつもりです。