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ショート・ポジション

  ポジション取りが難しい。


fnoithunder.hatenablog.com


 今日は7/30。↑この7/1の記事で私は、7月中に日経平均は17000まで戻すだろうから、そこで売りまくりだァァー!などと書いておりましたが、結局最高値は16,938.96でギリギリ届かず。なかなか回復しない株価に焦りを感じ、もう16500あたりが限度なのだろうか?などとも疑りつつ、でも相場で早漏で証拠金没収、なんて最悪だし、やっぱギリギリまで我慢?でも6月末は我慢してたら大チャンスを逃したし!ううう、焦る……

 結局は我慢しきれず、16750を目安に中途半端に「チキン売り」的な振る舞いをボチボチ始めておりました。で、7/29 は日銀政策決定決定会合。午後の結果発表まで待てず、というか、待つのは危険と判断し前場で全ポジション解消。225先物なのでアルゴリズム取引による派手な値動きでいきなり証拠金没収、のリスクがあるので。

概ね「売り:16700」→「決済:16350」で約2%の利鞘。

日銀政策決定会合

 政府から追加金融緩和期待の圧力が相当あったらしいですが、日銀の発表は量的金融緩和とマイナス金利の追加は無し。ETF買い入れのみで、年間3.3兆円→6兆円へ増額。中央銀行がマーケットへの資金注入を拡大するなら、キッチリ回収していかねばなりません。こういうのがホントの「ヘリマネ」であり「ばらまき」なんだけどね。なんで誰も文句言わない。マスコミはなんで黙ってる。

 なんせ為替水準からすると株価高すぎだと思う。気持ち悪い。ヘッジファンドが売り仕掛け、日銀が買い支えるパターンがまだまだ続く。まだまだ搾り取れる。ホントにカモだな日銀。もう出口はねえ。何度でも書きますけれど、今は株もファンドも買わない方がいいと思うよ。オレはとにかく売る。持ってないけど売る。基本は17000が上限で下では日銀が買い支えるので今年度中は下がりにくいでしょう。そろそろアメリカが金利を上げそうですが、すると一時的には円安に振れるでしょう。アメリカ大統領も近々かわりますので、誰がなるにしてもチェンジ後はドル高は容認しないかも。


 中央銀行に打つ手なし、ということがハッキリした、量的緩和はもう打ち止め、と見ていいのかな、という気がしてきました。墓穴を掘っているのは黒田氏岩田氏ですが、墓穴に入るのは果たして……オレたちなのか。


 黒田さんも今回のはホントはやりたくは無かったかもしれないけれど。しかし、買い支えないと政権が揺らぐし、自身の失敗も岩田氏の失敗も露呈するし。まあ、もう露呈しているんだけれどね。放っておけば来年・再来年とGPIFの含み損も5~10兆ずつ出すだろうし。為替も2年後にはあと10%押し込まれてるか。

 マスコミに一番叩かれやすいのがGPIFだから、誰かが支えて見かけ上の損失を少なく見せなければならない。日銀がやるしかない。安倍も塩崎も浜田も黒田も岩田も共犯者同士だからな。誰も止めることができない。やめることができない。どんどんドツボに嵌っていくんだろう。


 中央銀行が自国の株式市場へ直接資金を投じまくり、なんてやってるのは日本だけ。安倍政権下ですでに10兆円超えてる。こんなことは株価や為替を操作しているって悪名高い中国もやっていませんし、通貨防衛に腐心し嘲笑されている韓国だってやってない。アメリカもイギリスもユーロ諸国もやってない。つまり日本は世界最悪最低の株価操作国ですのでそこんとこはヨロシクね。日経平均225社のうち約90%で日銀が大株主になってるようだ。酷い。


 日本市場はすっかり資金調達先かつ投機対象になってしまったな。こんだけ買っちゃうとね。日銀はもう出口は見えない。最初から出口など無いのだけれど。もう抜け出せない。
 これは20年前の「金融ビッグバン」から始まってきたことなので、黒田岩田浜田が悪い、という訳ではないけれど。この状況から脱却を試みた白川前総裁だって、決して悪いとは言えない。

 日本の中央銀行の実力であれば金融マフィアに対して主導権を取れる、と考えた黒田氏。甘かったね。甘甘。いいカモにされてるね。そして全く現実世界に通用しなかった、日本だけでしかやってない、誰も信じていない、「期待インフレ率」をベースにした「日銀アコード」によるインフレ目標の達成に失敗した岩田氏。両氏の結果責任は大きいと思うけれど。



流動性の罠 - Wikipedia

流動性の罠(りゅうどうせいのわな、英: Liquidity trap)とは、金融緩和により利子率が一定水準以下に低下した場合、投機的動機に基づく貨幣需要が無限大となり、通常の金融政策が効力を失うこと。


「投機的動機に基づく貨幣需要が無限大」


 まさにこの状況。1989年のバブルだって、2000年のITバブルだって、2006年のサブプライムバブルだって、同時期の南欧バブルだって、要因は同じなのに。投機的動機に基づく貨幣需要が無限大の状態。投機スパイラル。投機が無限大になってバブルになる。これ、ケインズが80年以上前に言ってる。コールリッジは200年前に、これに準じたことを言ってる。


 「岩田理論」は最新の経済学だとか壮大なる社会実験だとか言われていましたけれども。私はね、こんなのは80年前にケインズに論破されてる、最新でも何でもない、こんなんやる前から失敗するのは目に見えている、なんて言っていたのですがね。「そんな大昔の話とかwwwバカジャネーノwww状況違いすぎwwwなんの参考にもならねえしwwwおまえ話にならねえpgr」って感じでしたけれどねwww



※ ご参考 200年前の哲人 サミュエル・テイラー・コールリッジのお話

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