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真の権力者は誰か

反論があったのでアンサーを書く。


bousouwakoudo.hatenablog.com


 私のポリシーからすると今回の内容は本来であればあまり公開すべきではなさそうな、雑談レベルの内容を含みます。政治家志望の方に自ら絡んでいってしまったので、書いておかねばならんかなというところです。


 私は昨年9月、首都高速横羽線を子安から乗って東京方面へとバイクにて走行中にスピード違反で捕まった。こういう、古くからある狭い首都高速は制限速度が70~80キロくらいなのだが、見通しが悪いだとか高層住宅が多く騒音苦情があったりだとかの理由などで、50キロ制限の箇所があり、そういう箇所で捕まった。31キロオーバーで3点、反則金が3万くらいだったかな。

 その時の通行量は多く、私は追い越し車線側をメーター読み90キロくらいで走っていて、他の車も全てそのくらいで流れていた。走行車線側は80~90キロくらいかな。当該箇所では通過した車両の全てが20~40キロオーバーくらいのスピード違反していたと思う。それが常態である。


 ここで実際に捕まるのはおそらく数千~数万台に一台程度であろう。あまり良質な取り締まりとは言えないと思った。どこで・いつ・誰を・捕まえるかは担当警察署・警察官の裁量である。私が捕まったのは、警察車両からたまたま手近にいて、なぜだか知らんが、その時に彼らから見える範囲では最も危なそうな奴だと思ったのだろう。的外れな話だ。


うかつだった。自分の間抜けさは反省するものの、特に危険行為をしていたとも思っていないし。しかしまあ「ここを通過した全ての違反車を取り締まるべき」「それが出来ないなら一切の取り締まりをやるな」「っていうかそんな法律なら廃止してしまえ、速度制限看板も撤去すべきだ」とは思わないけれど。現実ってこんなもんなんだろう。警察はもう少し考えろよ、とは思うが。

 この「例」は極論っぽいし、これが適切な例えになっているのかについて議論するのは脱線だと思うのでやらない。私にとっては些末な問題だ。本筋は別の所にある。

俺だけ捕まえるのは権力者による国策捜査と言えるか、という方が問題の本筋であると判断する。


というわけで、今まで避けていた話をしよう。要するに論点は小沢一郎氏の問題だ。彼は権力者の横暴、「国策捜査」により失脚したのか。いったい権力者とは誰か。


 類似の問題として、鳩山由起夫さん、安倍晋三さん、田母神俊雄さん、橋下透さんvs藤井聡さん、堀江貴文さん、なんかがあげられる。

 そんなに酷いことをしたのだろうか。同じようなことをした奴は他にもいるのではないか。本当に罪に問えるようなことなのか。或いは逆に、酷いことをやってる割には放置されている人がいるではないか。仁風林のシャブナカ先生を放置しといていいのか、なんでASKAさんと栩内さんしか捕まえないのか、とかね。おかしな話だ。きっとみかじめ料的なものを各所にちゃんと支払ったんだろうなパ〇ナさん、とかいう陰謀論的なクソ話はおいといて、こういうのをマジメに調査していると世の中なんざしっちゃかめっちゃかの滅茶苦茶なんだな、という気がしてくる。



 さてさて、安倍晋三は権力者だろうか。表面的にはそうなのだが、これはあくまで表面的なものに過ぎない。実のところ、権力者を代行しているだけだ。真の「権力者」に逆らえばあっさりと失脚する。実際に安倍さんは九年前に一年足らずで失脚している。これは真の権力者に逆らったからだ。「自分が権力者だ」と勘違いしたからあっさり潰された。その後の、福田さんにしろ麻生さんにしろ鳩山さんにしろ菅さんにしろ野田さんにしろ。「権力者」と呼べるような振る舞いはできていなかったね。振る舞おうとしてたとは思うが。


 行政官は一定の権力を託されているし、そのトップである総理大臣には大きな権力が託されてはいる。しかし実のことろ、彼らは単に権力を「託された」だけであって「権力者」になった訳ではない。だから「権力者」の意にそぐわなければあっさりと潰される。

 これは小沢さんも同じ。権力を「託された」ことを「権力者になった」と勘違いした。逆らった程度が安倍さんより凄かったので安倍さんより酷いことになった。そんだけだ。実のところ政治資金なぞどうでもいい。とにかく小沢を潰せ、という指令。これについての詳細は後で書く。


 じゃあ「真の権力者」って誰なんだよって話になるんだが、これは結構難しい。ケースバイケースで色々だ。権力者とは空気を創り出す者のことだ。例えばハイエクが示唆するような自浄作用能力を持つ自由社会であるとか、アーレントの言う「凡庸なる悪」の集合体であるとか、オルテガの言う「大衆」であるとか。これは必ずしも「一般大衆」を指すものでは無い。アベノミクスの浜田師匠や構改のケケ中先生のような学者大先生が「大衆」の筆頭に挙げられる。

 他にも色々な権力がある。アメリカ、アメリカ大統領、国際金融資本、オイルメジャー、軍産複合体、CIA、ユダヤ、ピューリタンキリスト教イスラム教、ネオコンネオリベ、民主主義、進歩主義朝日新聞2ちゃんねる、sentence spring、警察、検察、自衛隊、各省庁、財務官僚、外務官僚、防衛官僚、警察官僚。或いは笹川会長みたいな、或いはナベツネみたいな、或いは池田〇作先生とか、或いは水島総であるとか。別にどこか一点に集中している訳じゃない。多くの権力者達のご機嫌を取って仲良くやっていこうとしないと、あっさり捨てられる。潰される。殺されることもある。


 蛇足になるが、現代では「権力者の権化」になれる者が本当に権力を握ることが出来る。それに最も近いのが橋下さんだ。権力の「器」としては最高の人物であろう。小泉さんよりずっと格上だ。でもその人がもう「橋下さん」という「人格」なのかどうかはもはや不明だがな。


 とまあ、ここまでの話では散漫で具体性に乏しく摑み所がないね。本当にケースバイケースで色々なので、次回以降は個別案件について検討してみよう。橋下さん、田母神さん、小沢さんについて。(のつもり)


顔のない独裁者  「自由革命」「新自由主義」との戦い

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