進撃の強靭化

 どうもこんにちは。最近はコメント欄で議論があったり、盟友ブロガーさんのところで言及があったりしまして。

 お返事を書くに当たって、正直、政局に近い話とか、政治家個人の話とか、個別政策の話とか、よく分かっていないので迷っています。ブログ記事に起こせる水準にないし、どうしたものかと思ったのですが。雑感だけ述べておきます。チラシ裏レベルですので、適当に読み流して下さい。ツッコミ無用です。今回は安倍政権の話。

安倍政権をどう見るか

 以前にもちょっと書いたことがありますが、2012年末に安倍政権が誕生した時は、正直ほっとしました。ようやく暗黒の時代が終わったと。

 特に私の信頼している、参議院西田昌司議員(自民党)が、自民党は変わった。構造改革の失敗を反省し、これから安倍政権福祉の充実や内需拡大など、ケインズ政策的な方向性でいく、と明言されていましたので、本当に期待していました。なんと藤井聡氏が内閣官房参与に任命されたりしましたので、ホントに楽しみにしていたんですよ。


 その他では、私が書籍や動画で経済学や公共政策について学んだ先生方、藤井聡氏を始め、菊池英博氏、三橋貴明氏、青木泰樹氏、渡辺哲哉氏らが、安倍政権の誕生を歓迎していました。

 そんな中、中野剛志氏は、この政権はすぐに構造改革に舵を切るぞ、と明言していました。なんでそんな水を差すようなことを言うんだ?まあ一応注意はしておけ、ってことなのかな、なんて思っていました。


 で、結局のところは、中野氏の言うとおりになりました。「和製フリードマン」こと岩田規久男氏が日銀副総裁となり、藤井参与は干され、竹中氏や大田氏が重用され。2013年7月の参議院選挙での勝利を境に、これからは構造改革に邁進するぞ、ということに、完全になっていた。


 そうか、「麻生副総理」「藤井参与」はいわゆる「抵抗勢力」に対するアリバイ作りに過ぎなかったのか。麻生氏を身動きできなくさせ、抵抗勢力を黙らせる作戦だったのか。(妄想レベルですので、ツッコミ無用です)

 上で紹介した自民党の西田議員でさえ、ご自身の配信されている動画で「安倍総理は悪魔に魂を売ってしまわれたのですか。いい加減にして下さい」などと言い出す始末です。


 でも、いわゆる「抵抗勢力」の頭数を失うと安倍政権はまるで立ち行かないし、運営は非常に難しいところでして、裏からの攻勢や政局も色々とあったようです。某有名芸能人の覚醒剤騒動がありましたけど、あれだって安倍総理の某側近を追い落とそうとする、あわよくば安倍総理をも失脚させようという、まあそこまではともかく、あの騒ぎが元で大臣を外されたらしい人いたし、安倍と竹中は調子に乗ってんじゃねえぞ☆って警告なのか分かりませんが、あ、名前書いちゃった、とにかくあれはどう考えても自民党内某敵対勢力による謀略だろ、と思っているのですが、明らかなる証拠もないし、気になった人は適当にググってみて下さい。あれ結構きいたと思いますよ。政権が揺らいだ。(証拠はありません)年末の総選挙って、これ関係あったんじゃないの?権力闘争的な意味で。(証拠はありません)


f:id:fnoithunder:20150522213005p:plain


 で、結局のところ、「改革」に舵を切った2014年度の経済は惨憺たる有様、消費増税、法人減税、金融拡張、財政縮小、経済特区、何もうまく回らずにマイナス成長。インフレ目標はまるでお話にならないレベル。「GPIF改革」とか「改革」ってつけりゃ何でもありかよ。あまりにもバカ過ぎて泣けてくるぜ。ポンジースキーム的な意味で、こりゃもう取り返しのつかないふのいさんだぜ。かといって黒田氏も岩田氏も浜田氏も大田氏も竹中氏も責任とってやめるでもなし。もうやめてくれよ。
 ただまあ、なんせちっとも結果が出ないので、シュンとしてるというか、誰も期待しなくなったというか、発言力が落ちてるというか、さすがに「抵抗勢力」の方が発言力を増してきたというか活気づいているというか。お前らいい加減にしろよと。


f:id:fnoithunder:20150522213005p:plain


 で、今年度になってようやく、藤井氏の意見も(多少は)見直されたり、(多少は)参考にされたりしつつあるようです。国会議員さんの間では、大田氏よりも説得力があるんじゃないか、ということになってきてるらしいし。


 今回の都構想騒ぎも、常敗無勝であった「バーキアン的な意味での保守派」にとっては、草の根レベルで「ついに藤井氏が新自由主義者に勝った」ように見えるので、非常に大きい。例えるならトロスト区での辛勝なのです。いやまあ、私が勝手にそう思っているだけです。藤井さんがエレン・イエーガーなら、俺はトーマス・ワグナーだぜ。
 
逝ったなトーマス!

まとめ的なもの

 どうなんすかね、こういうバカ話。結構好きなので、会話レベルでは時々しているのですが。面白いっちゃあ面白いかもしれないけれど。無責任な感じがするし、妄想も多いし、非常に信憑性の低い部分があるし、あんまり真に受けられても困るし、文字として残すのは非常に危険(可燃性がある、的な意味で)な気がしていて、今まで一切やってきませんでした。多分もうやらないと思いますが、どう思いますか?

こういうの十回書けば、一回くらい燃えませんかね。