日本の没落
もう一月ぶりか。書かずにいると書けなくなるな。いろんなことを考えてはいたんだが。なんかもうダメだな。西部さんのせいだ。
考えたこと書き残しておかないと、何考えてたか忘れてしまう。というか、文字にしてみないとね。とりとめなくて、考えが広がらない。深まらない。まとまらない。とりあえず項目だけ挙げておこう。
「死」
「死の力」というのを考えた。元は西部さんが自殺したのがあるんだけれど。この間ヒマラヤで死んだ人、栗城さんか。あれ関連の記事ではシロクマ先生のが良かったな。いや関連ではないんですけど。死の3日前くらいに「老人と承認欲求」だとかで、山で無謀なことやってSNSでアッピールするのがやめられなくなった老人の話。迷惑老人の話なんですが、その人ググってみたら冬の八ヶ岳で遭難・滑落死してた。栗城さんは老人ではないけれど。「普遍的な話」として有意な記事と思った。
で、まあ、自死ではないけれど、普通では無い死に方とか、若くして死ぬとか、そういうのって話題になるしいろんな人に影響を与える。栗城さんて死ぬまでやるしかなかったんだな、って思うし。
このブログにしたって、近頃急に衰退したのは西部さんの死と無関係では無いし。先月だったか「スリー・ビルボード」って映画を観たんだけれど。これも「死」を切っ掛けにして小さな田舎町に、大きなうねりが起こる、サスペンスとはちょっと違うけれど恐ろしい話。物語としてはすごく面白かった(語彙不足)。ストーリーの力が素晴らしい。
というわけで、「死」について色々と考えたはずなんだが、何を考えていたか忘れてしまった……そのうち思い出せればいいんだがな。
シュペングラー
中野剛志さんの新刊を読んでいる。「日本の没落」だって。
今のところ半分くらい読んだ。
- 作者: 中野剛志
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2018/05/30
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タイトルは、ちょうど100年前、1918年に書かれたシュペングラー著「西洋の没落」のオマージュというかパロディというかリスペクトというか。シュペングラーの読み解き。中野さんすげえというか、シュペングラー先生マジパねえというか。
保守ってやっぱ、こういう方向に行くよなあ……シュペングラーの論説を「老害の戯れ言」と思うのか、「保守の神髄的予言」と思うのか。是非はともかく「保守」でない人でも面白いと思いますこれ、読みやすいし。っていうか自称「保守」ってこういうの興味ないし読まないし。
ところでシュペングラーって確か西部さんが「自殺した」って言ってたような気がしたんだけどwikiで見ると「心臓病」のため死去って書いてあるね。
「Post Truth」
文明没落の過程でPost Truth が生ずる、とシュペングラーは言う。いやまあシュペングラーは「Post Truth」という語彙自体は使ってなかったと思いますが、中野さんによれば、そういうことを100年前に言ってる。そこではあちゅうですよ。
何だか最近(また)おかしなツイートしたって話題になってましたが。詐欺同然の行為をした友人をかばい立てするようなコメントを出したらしい。たとえ友人であっても間違ったことをしたのならたしなめるのが「真の友人」と思いますが。はあちゅう自身が同じようなことやってるからねえ。やっぱり間違ってないんですよあの人らの価値判断基準では。正しいんです。なのでやっぱり「真の友人」としてかばい立てしたんでしょう。
ノリで済む話なら警察はいらないし、半径5mの話なら仲間うちで処理してくれ。バカバカしい。
西野って人のクソッぷりも凄まじいし。ヘタにはあちゅう擁護すると危険なんだよな、はてなでは。前提として「俺ははあちゅうはクソだとは思うけど」という枕詞、ないし宣誓が必要。私が思うに「Post Truth」の申し子というかプリンセスというか。今の旬は「お姫さま」か。はあちゅうのPost Truth的な悲しみについて(勝手に)検討している。なんか色々と考えたんだが。忘れそうだ。
恋は雨上がりのように
っていう映画が素晴らしいらしい。なぜならpolitically にcorrectly だから!って。「店長」についてはホントにそれしか言ってないの。とにかく「正しい」って。くだらね~!くだらなすぎる!togetterだったっけ、ブコメでも話題になってた件。映画観てないんだけど、調べたら冬アニメでもやってたんだ。Amazon prime にもあった。ので確認してしまった。どんだけコレクトリーなんだろうって思って。アニメ版を見た限りでは全くそういう話では無かった。コレクトリーに見えるのは結果論。そんなの全然狙ってないじゃん。そういう見方しか出来ないのって残念な人だな。まあどうでもいいんだが。うるさいわ。ブコメじゃ滅茶苦茶脱線しちゃってるじゃん。ポリコレ全く関係ない話なのに。映画も確認しておこうかな。
ヒロイン役?のファミレス店長が45歳ってことで私は歳が近いので結構気になる話。ちょっと違うなと思ったのは番宣で、45歳を「人生折り返し」とか表現してた件。人生折り返しは35歳だろJK。45歳ったらとっくに折り返し過ぎて、枯れつつあるけど余生にはまだ早いし、ってくらい。その枯れっぷりが妙にリアルだったな。
ところで物語分析どうしよう。
① アニメ版ゴジラ
② ヴァイオレット・エヴァーガーデンの原作
③ ユーフォ第2楽章の続き
④ シュタインズ・ゲート ゼロ
なんかを、とりとめなく考えてみただけなんだが、まとまらずに終わってしまいそうだ。
どれもこれもガッカリ系の話になってしまいそうだし。