年始相場雑感箇条書

◎ カネの話はPV増えやすいってのはまさにその通りで、ウチでは前回のような株関連の記事はPV明らかに多い。読者登録も株記事切っ掛けの人は多い。とは言っても前回記事4ブクマだけどね。へっぽこ。まあ普段はゼロだから。
 PV増やしたければもっとやりようはあった。例えば「AKB48で株式ポートフォリオを解説する」とか、もっと一目瞭然なタイトルにする。経済学の話は全てカットして株だけにする。経済学を絡めないと、いい感じにいい加減な話になるので、ツッコミやアンチのブクマも付きやすくなるだろう。これでPV5倍以上になるんじゃないかな。もっとカネの話に特化すればいい。そのくらいのことは分かってるんだ。


◎ 何故やらないのかと言えば、やりたくないから。私が書きたかったのはケインズ経済学の先見性、新古典派経済理論の脆弱性。なのにPVアップのためにこれらを消してしまったら本末転倒。書く意味がない。むやみに拡散性や可燃性を上げようとすればヘンなのも湧く。
 PVやブクマの為に書きたくもない記事書いて、消耗してやる気なくすとか基地外沙汰。
 
 ああ、真逆の人もいるらしいね。本当は書きたいことなどどうでもよくて、いつもPVやブクマでのチヤホヤ感がないと消耗してイライラする人。
 
 まあとにかく私は、最初から、対象外の人が見ないで済むように、わざとつまらなそうなタイトルにすることもある。タイトルに釣られて来たけど読んでみてガッカリ、みたいな人がいても申し訳ないし。実は近頃は、時と場合によって、あまり拡散されなよう工夫しているケースも、なきにしもあらず。
 
 そんなものでも読んでくれる、心優しい読者さえ、たとえ僅かでもいてくれればいいのです。そりゃあ好きなように書いて、なおかつ読者がたくさんいてくれるのが一番いいけどさ。


美人投票と言えば、ググってみたらトンデモ解説ばっかり。「ケインズが編み出した投資理論。間違っている。ケインズはバカ」みたいなの。ビックリ。ウチの記事にあるように「雇用・利子および貨幣の一般理論」というタイトルで1936年に書かれた経済学理論書に出てくるたとえ話で、投資の解説本じゃない。世界が「大恐慌」→「ブロック経済化」→「各国の激しい対立」→「再度の世界大戦へ」 という絶望的な流れのさなか、必死で戦争への流れを食い止めようとケインズは論陣を張っていたのです。ケインズの訴えも虚しくこの3年後、ヨーロッパは世界大戦へと突入。

 その後、ケインズやアメリカのH.D.ホワイトらの尽力で1944年に結ばれたブレトンウッズ協定により変動為替をドルに固定、投機マネーの封じ込めに成果を上げ、世界を恐慌や混乱に陥れる事態を遠ざけることに成功。1950~70年代の高度経済成長はケインズの遺産、と言って過言では無いでしょう。ちなみにケインズは1946年に亡くなっています。
 この投機マネーを封じ込めるための箍(たが)が外されたのは1971年のニクソンショック。その後世界は30年かけて、1930年代の状態へと回帰していく。特にソビエト崩壊後が顕著。
(つまり私はそういう話をしたいのだ)



◎ 株は年初から下げっぱなし。昨夜の日経先物は17000円割り込んだ。ここまで早いとは。速いとは。短期下落とリバウンド。そこに賭ける空売り、俺には怖くて出来ん。

17000円で長期売りポジ取れればね。1000万円張っておけば2年後には700万で精算できるだろう。私の取引してる証券会社だと、日経先物CFDで長期ポジションは一応取れるけど。でもなあ。今張ったとしても、先物だと値動き荒いから一瞬でも18500円とか触れば即死。もう少し18000円に近付いたら張ろう、なんて思っていたら、もう16700円だ。

必殺先物ロスカット狩り、怖すぎる。長期リスクは予測可能。短期リスクは回避不能。ああ恐ろしい、もどかしい。うまくやれれば利益化可能なんだがな個人は。


人民元キャピタルフライト始まってる。断続的だろうけどこの流れは止まらないね。アメリカ利上げと、日銀アホバズーカもう打ち止めとの予測から。あとはヘッジファンドVS中華当局。例のよそのブログで「魔改造」されたウチの記事、私は「日本の緩和マネーが人民元に化けてる、中華バブル崩壊で戻ってきて円高くるよ」って書いてた。これ書いた時はさ、リスクでか過ぎだろ外したら超みっともないし消した方がいいんじゃ?と思ってたんだけど。
こうなると俺様TUEEEEEEEEEって感じだな!

Sell off your Abenomics!!

※ご参考 例の記事
fnoithunder.hatenablog.com

 
これを見てくれ。こいつをどう思う?(「週足」にすると分かりやすいです)
人民元/円チャート週足|FX 外為どっとコム

日経平均。期間は「1年間」が分かりやすいです)
高機能チャートで詳細分析 プレミアムチャート:日経会社情報:日本経済新聞


15年8月と16年1月の人民元暴落がそのまま日経平均大暴落wwwwwwwww
中華は独裁だから為替も株もやりたい放題!なんていわれているけど、日本政府や日銀の方がよっぽどえげつない。でも負けるのよウォール街に。いずれ来るであろう?人民元切り下げで日本終了。チョーウケるwwwwww



◎ 安倍首相の答弁、パート月給25万ばかり話題になってたけど、ツッコミどころはそこかよ。確かにヘンだけどさ。GPIFの含み損が8兆だとかいう話もさ。そこは短期じゃなくて長期の話で攻めろよ。出来れば夏前までに、日経平均15000円割り込んでいて欲しいなあ。なぜって参議院選挙あるから。もしかするとダブル選挙。GPIFが15~20兆の含み損になってたら安倍政権も、ここまでだな。(願望)

後継が石破だとあまり路線は変わらないかも知れない。谷垣だと金融が締まるのかな。円高株安で自民崩壊。麻生だと財政拡張しようとするかな。手遅れだが。どうせ周りが許さないし、すぐ潰されるだろう。自民崩壊。日本壊国。いよいよ評価経済社会の到来か。

 日経平均が1万割れば、まあそのうちするだろうけど、GPIFの含み損は30兆円超えると思う。四半世紀以上も厚生年金に加入しているような40~50代の、つまり私のような人々は、法人負担分含めてひとり当たり200~300万の損害になると思う。




年金を、取り戻す。


そのために私は株や先物を、嫌々ながら、仕方なく、続けているのです。