コリアン・リテラシー

 さすがにこういうのマズイのかな、と思いつつ、書かずにはいられなかったので。ほんのちょこっとだけ。などと言いつつ、すぐに次の記事を投稿して埋もれさせてしまえばいいか、などと企んでいるチキン野郎。それが私です。三回にわたってやる、と言った手前、一応前回の続き。荒れそうな嫌韓ネタです。韓国ネタというよりも日本ネタ、です。


 自画自賛みたいな話で恐縮なのですが、数日前「ブログ村」の「注目記事」のところで、おかげさまで、前回のウチの記事が上位にあったもんですから喜んでいたんです。ありがたいことです。で、他の上位記事はどんなんだろう、と思って色々と見てみたんです。嫌韓ネタが多いのは、まあ、いいとして……中には冷静な嫌韓の方も結構いらっしゃるようですし……いやしかし、安倍麻生が祖国護持のため、日夜、人知れず在日鮮人や韓国朝鮮と戦っているって、どうよ……全っ然気付かなかったよ。そんな米国傘下、グローバル資本の白丁奴隷国を相手に、日本のような大国が全力で戦ってどうすんだ。もっと他に真剣に戦って欲しい相手がいるんですけど……いやしかし、麻生が反韓て、どこの平行世界……?額賀とか、どうすりゃいいんだ……?なになに……?北鮮が中華の指示で、対日開戦準備だと……?


……何を言っているのか、わからない……すげえ、なにこれ「テコンダー朴」の逆バージョンなの……?ネタにしか見えんがネタ扱いにも見えん……

……そっ閉じするほか、ありませんでした。

続きが見たいマンファNo.1 テコンダー朴

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「最強格闘技テコンドーで劣等民族チョッパリを一蹴!」ってのはまあ、ギャグとして。「最強イデオロギーネオリベで列島民族チョッパリを粉砕!」ってのはどう? BY MY DRILL! もちろんギャグですよ。


ツッコミだしたらきりがないし、こんなん書いてたら、もうきっと既に私は在日認定。中華スパイです。手遅れだあ。ので、やっぱりもう少し書きます。

 こんなん書いてる人達、30~40歳代くらい?もう少し若いのかな。とすると、親の世代って全共闘とか団塊くらいでしょうか。若ければバブル世代?で、全共闘団塊世代人権派サヨク=マスコミ=民主党って感じじゃないですか!ですよねえ?それがみんな、実はなんと在日だ!とか、或いは韓国朝鮮の傀儡だとか完全に支配されてるだとか、ってことは、

自分の親=全共闘サヨク=マスコミ=民主党=韓国・在日
つまり、あなたの親を在日認定している、ってことに、ならないのかなあ。その子孫は?

 私の親は全共闘世代より少し上ですが、二人とも民主党支持してました。アンチ自民でした。ので、やっぱり在日なんでしょうかね。まあせいぜい、よくて朝鮮傀儡なのか。
 昭和10~30年代生まれは6~7割方が在日か朝鮮韓国協力者、或いはその傀儡ってことになりませんですかね。「フォースの韓国面」に堕ちた、ウリショッカー戦闘員なんでしょうかね?


「あちらの反日」VS「こちらの嫌韓」は「ウリナラファンタジー」VS「ジパングファンタジー」としか思えん。いったい「フォースの韓国面に墜ちた」のは誰なのでしょう?

「韓国面」が気になる方はこちら↓↓

http://shinwa2010.exblog.jp/18923068/


 ああ、ついに書いてしまった……今までずっと猫かぶって、真面目に細々と経済記事など書いていたのに。こんなん書いても無駄なのに。韓国面の安倍政権絶賛記事を見ていたら、カウンター記事を書かずにはいられなくなってしまいました。東田剛さんの影響でしょうか?


 なんか「カウンター」とかいう言葉だけで、もう胡散臭い感じです。まあ、全然カウンターになってませんか。こんなネタ、アホらしいので、かつてはずっとスルーしていたんです。私とは全く無関係、遙か遠くのお花畑の出来事だと思っていまして、全く気にしていなかったのです。ところがどっこい、ごく身近にこの手の話を信じている人がいて、え、まさかこの聡明な人が……そんなバカな……という具合に大変狼狽してしまいました。どうも韓国ネタとなると、義憤に駆られて冷静さを失ってしまう人が意外といるらしい。


 よく見かける「ネットで初めて真実を知った」なんて表現。ネットのどこに真実があるのだろう?ホラ話ばっかりだと思うが。私には全く経験がない。かの有名な西村博之さんの曰く「嘘は嘘であると見抜ける人でないと難しい」
意外と忘れられている気がします。

私の場合

 例えば、社会科学者の柴山啓太さん。学者としての立場から、慎重な物言いが多い。私は柴山先生の話を殆ど鵜呑みにしています。自分なりに色々と考察・検討してみても、結果的に鵜呑みになってしまいます。
 確かにそれはネットで知った話、ニコニコ動画で柴山先生が発言したことであったりします。現代の「静かなる大恐慌」について、私がネットで知ったのは確かです。その後で書籍も読みました。私は信頼できる人物の話だから真に受けたのであって、ネットであろうと書籍であろうとTVであろうと新聞であろうと関係がありません。これを私は「ネットで知った」とは考えません。私は「柴山先生から教わった」のです。

 三橋貴明さん。弊ブログでもよくご紹介します。現代の主流派経済学を信奉する人は「三橋はトンデモだ」「時代遅れだ」と言って切り捨てます。或いは「以前と言っていることが違うから信用できない」とか。
確かにそれは解ります。彼の話を丸呑みするのはよくない、と言う意見は正しいでしょう。三橋さんにも反省すべき点はあると思います。ただ、実際に三橋さんは、日々反省し、勉強し、取材し、を繰り返しているでしょう。だから日ごとレベルアップし、強靱化していきます。勉強して新しい知恵を身につければ、以前と話が変わることもそりゃ、あるでしょう。それは嘘、ごまかし、言い訳を重ねて、ご都合主義で話が変わってしまう人とは違います。

 或いは、時折ご登壇頂く西田昌司議員。都知事選の時など、私も「西田さん、いくらなんでも、それはちょっとどうなのよ」と思いました。でも、地方選挙や地方自治のありかたなど、西田先生の仰っていることにも一理がある、と思いました。考える切っ掛けを頂きました。そして結局のところ現実の東京は、西田先生の仰っていたとおりだったのです。


 日々忙しく生きる社会人は、なかなか情報の信憑性を検証する時間はありません。重要なのは情報発信者の人品骨柄、信頼性。ではないでしょうか。


その話、一時ソースはどこ?誰に聞いた話ですか?