3年と10ヶ月目

さて、いよいよ弊ブログも風前の灯火といった様相を呈してまいりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。言い訳するとね、一応、下書きに書き上がった記事2つと書きかけ2つある。内容ははてなでも話題になってた「もっと気軽に政治の話を」→「叩かれた」のコンボの件とか。事業仕分けのダメなポイント、選挙の経過と結果についてなどなど。


 でもなんだかんだで実は政治、特に選挙、政局、政治家の話ってうちでは殆どしてこなかったね。このブログやってる間に、衆院選参院選統一地方選、大阪ダブル選、都知事選、そしてまた衆院選とあったのに。一度もやってない。ここだけじゃなくてリアルでもしてない。出来るだけ避けるようにしている。出てくるのは、ぼやき、諦念、呪詛、怨嗟ばかり。あまりにもつまらない、下らないものになってしまって、リリースできませんでした。前回記事もつまらんしな……


 うちで唯一やったのは大阪都構想住民投票だが。短期集中で8回もやったが、結局は完全にふざけてしまったし。政治の話ったら、いつもこんな感じだ。どうしてもふざけてしまう。マジメにやるの無理。


fnoithunder.hatenablog.com
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 マジメにやったら、嘆きと悲しみと呪詛と怨嗟と諦念しか出てこない、がゆえに、おどけて騙ることしか出来なかったわけですが、いよいよ今回はそれも無理でした。やまもといちろうさんが「ミサイル解散」とか言ってたけど言い得て妙、と思ってたらもう忘れ去られてる感じ。


どうすりゃ気軽に、面白く、マジメに、政治の話が出来るようになるんだろうねえ。






というわけで、今回は好き勝手書くことにした。


実は半年くらい前にパソコンを新しくしたんです。それまで使ってたのは2008年に買ったやつだったから、なんと9年も使ってた。随分と気に入っていたのでね。で、最近、古いデータを整理していたら、しょうもない写真が出てきたので紹介してみる。全て自分で撮ったやつ。鉄道ばっかりだが。約10年分。


写真いっぱい貼りますのでちょっと重いかも。ご注意下さいませ。
需要なさそうだが、車両解説をします。もし気に入った写真があったら勝手に使って構いません。

↓↓↓↓

(1) 113系

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鹿島神宮:2009年

いわゆる「スカ線色」こと横須賀線カラー。海の青と砂浜の白、をイメージした塗装(だったと思う)。113系東海道線横須賀線で活躍していたが、JR東、東海ではすでに絶滅。JR西と四国でまだ使われている。

(2) 115系

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両毛線:2017年

 いわゆる「湘南色」こと東海道線カラー。静岡茶の緑と小田原みかんの橙をイメージした塗装(だったと思う)。これは先月撮ったやつ。上の113系そっくりだけど、山岳地帯対応の改良型で、モータは高トルク型を搭載、ギヤ比も異なり、ブレーキも強化されている。さらに寒冷地向けのタイプは扉開閉押しボタンスイッチがあったりする。が、両毛線上越線は自動で開かないうえにボタン無しなので、手で「よっこらしょ」と開けねばならない。

 カラーリングの違いとして、上の113系と見比べて欲しいんですが、正面貫通扉に向かって45°の角度で塗り分けるのが113系。まっすぐ水平に来て貫通扉直前でR面取りになってるのが115系、というので見分けられます。だからなんだ。あとは113/115系共通なんですが、側面から見てスカ線色はクリーム色の上下幅が狭い、湘南色はオレンジの領域が広い、のが特徴。
 
 JR東では高崎地区と新潟地区に若干残っている。E129系に置き換えが進んでいて、あと1~2年で絶滅すると思われる。ので、115系に当たるとすごくラッキー!な気分になります(私は)。これは両毛線なので、なんか、新海誠さんの青臭い、山崎まさよしさんの歌のアレ、の前半舞台が、まさにこの列車、この路線。

(3) 117系

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 @湖西線:2017年


 近鉄名鉄に対抗するために投入された、のが30数年前。当時の普通列車としては内装が豪華で話題になった。というわけで東海、関西地域にしか走っていない。JR西はコスト削減のため、こういう味気ない単色塗りが多いんだよな。

(4) 475系

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 @金沢:2010年

 JR西だけど旧国鉄色仕様。嬉しい。が既に絶滅。上の113系115系の色違いって感じ。あずき色は……何のイメージなんだろう。とにかく交流電源対応車種はこの色。これは急行型車両で、正面扉まで水平に塗り分けがあるのが急行色。側面塗り分けにも違いがあって、クリーム色の高さがスカ線色よりさらに狭い。もう急行型は全国的に絶滅したので見ることは出来ませんけど。113/115系は客室に3ドア両開き、117系は2ドア両開き、に対して急行型は車両端2ドア片開きで、乗降デッキが客室とは仕切られている。


※電車マメ知識:電車の形式は3ケタの数字で表されていますね。100~399は直流電源対応、400~699は直流交流電源両対応、700~899は交流電源対応です。モータ自体は全て直流タイプを使っているので、400~の車両は直流変換設備が屋根の上、パンタグラフ周りにゴテゴテといっぱいついています。気がついたらぜひ確認してみて下さいね!

 電車はすべて直流モータなんだから、直流電化した方がいいんですけれど地上設備が大変、なので、地方は交流電化が主流です。新幹線は高電流を安定供給するのために全て交流です。


 

(5) 485系

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@上野:2010年

 会津赤べこカラーが上野まで乗り入れ。2010年まで「会津デスティネーションキャンペーン」のため期間限定で上野~会津若松間を走っていました。もちろん会津若松から乗って上野で降りたところで撮影。


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@郡山:2011年

 懐かしの国鉄特急カラー。赤べこカラーだった車両を塗り替えただけの同じ編成(だったと思う)。485系あいづライナーは2016年に引退。2017年には全ての485系が定期運用から離脱しました。


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@郡山:2014年

 こちらも485系。新宿発鬼怒川温泉/東武日光行き、東武鉄道相互乗り入れ特急のJR車「きぬがわ」「日光」で使われていた車両が、2012年からあいづライナーに転属。東武特急スペーシアっぽいカラーリング。


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会津若松:2010年

 ラストの583系。当時は仙台支社所属で時々あいづライナーを走っていた。583系が走るって情報が出ると撮り鉄が集まってくるという。583系は昼間は普通の特急、夜は寝台特急、という万能選手。でもまあ、特急のくせにボックスシートだし、定員は少ないしで評判はよろしくなかったですが。この後秋田へ転属し、「夜行寝台列車でディズニーツアー」なんかの団体旅行に使われていました。2017年に惜しまれつつ引退。なぜか台湾に引き取られ、博物館入りしたという。



今回はここまで。


よっぽど評判が悪くなければ、また続きをやりますが。

次回はディーゼル車でよろしいでしょうか?