「ビリギャル」(映画版)に感じた違和感
ああ書かずにはいられない。書かずにはいられないんだ。
先に書いちゃお。釣りタイトルです。(たいした)ネタバレなしですが。ネタバレもなにもあったもんじゃないよねこの作品。最後は某有名私立、KO大学に合格するみたいですよ!どのKO?
Amazonプライムで観ました。(実話が元になっているという)原作となった本は未読ですけれど。実話ゆえ、みんな見る前から結末は分かっているわけで、ある意味、映画制作としてはとても難しい作品。劇画調というか大げさというか、ドラマティックに仕立てて興味を引こうというような感じではあるものの。当然ながらとっても予定調和的ではあるものの。しまいにはちょっとうるうるっと来てしまいました。合格できてよかった!やったねさやかちゃん!歳のせいかすっかり涙もろくなってしまった。いいお話でした!
それより皆さん、気付きました?さやかちゃんが最後、東京へ向かう新幹線に乗ってるとこ。名古屋から乗ったんだから座席の向きはあってるんだけれどさ。E2系1000じゃん、JR東日本じゃん!
え、どうでもいいですかそうですか……
この座席でした。
窓が大きいというか長い。2座席で1窓の新幹線車両はE2系1000と2階建てのE4系MAXのみ、いずれもJR東日本所有。さやかちゃんが乗ってたのはE2系1000で確定、これは東北新幹線でしか使われてない。大きい窓は剛性で劣るため、安全性や高速化で不利、新幹線は1座席1窓の小さい窓がスタンダードになっている。東海道新幹線では国鉄の0系時代に、トンネル通過時の風圧で大窓が割れるというトラブルもあり、現在は全ての車両が小窓。
こちらがJR東海のN700系。比べるととても窓が小さい。飛行機っぽい。
やっぱアレかな。最後、坪田先生が河川敷で手を振ってるのを見つけるシーン。N700系の小窓では絵面がイマイチだ、ということになったのかな、などと思いました。
以上です。どうもお騒がせしました。