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せっかくなので、イギリスの話

経世済民

クソ記事はとっとと埋没させようということで、だだいま話題沸騰中の件でも書いておこう。

イギリスの現地感覚

 色々とブログ記事を見てきました。私が言うのもアレですけれど、ヘンな記事もかなり多いので気をつけてね。ブレイディみかこさんのは現地の感覚としては的確な感じする。ああ、イギリスってそういうところなんだなあと。めいろまさんの方は、なんかあからさまに思い込みや決めつけで書いてるところがある気がするが、まあ私もそういう風にやってしまうことあるし、本件の詳細事情は分かっていないので具体的な非難はしづらい。大筋ではきっとあんな感じなんだろうね。EUなんざ崩壊して当然のシステムなので、ああ、やっと始まったかというか終わったか、というか。そんな感じ。さすがイギリス。はてなブログでは百万の祈りさんとかフジポンさんとかいい感じかな。

※ご参考
bylines.news.yahoo.co.jp
(めいろまさんのはどこで見たか忘れました)

シルバーデモクラシー

 本件、若年層は残留派が多く、年寄りは離脱派が多かった、ていうんで「シルバーデモクラシー」的に解説してるのも見掛けたが、バカバカしいにもほどがある。若年層は「理想主義」やら、いわゆる「ポリティカルコレクトネス」について教育ですり込まれたばっかりだから「理想実現」を無批判に信じている奴が比較的多いだけだろ。保守主義なんぞくだらない足枷としか思えないっていう。プラグマティズムやら現実ってのがそんな甘いもんじゃないってことを分かってる奴が少ない。そんだけだよ。いちいちガキの意向なんぞを気にしてたらそれこそ国が滅びるぞ。ああバカバカしい。ちったあ年寄りの「役割」ってものを考えろよ。まあ年齢だけの話ではないけれど。60になっても70になっても子供は子供、みたいのもいるし。逆もまたしかり。20代30代でも凄い人は凄いよね。

グローバリズム VS ナショナリズム

 「ナショナリズムは危険」って話もわからんではないんだが、本末転倒なんよこれ。グローバリズムが過度に進むと、弱者からどんどん脱落して国(ナショナル)が破壊されていく。自由貿易論者の言う、国レベルでの比較優位を「正」としたら、劣位産業は滅びるしかなくなるからな。

 年に4~5ヶ月も雪に閉ざされるような劣位地域で好きこのんで農業なんかやってんじゃねえよカネばっか食いやがって迷惑なんだよそんなに農業やりたきゃオーストラリアにでも行けばいいだろ。「経済学」上では「劣位産業従事者は、即座に優位地域に移動できるor優位産業に転職できる」っていう「設定」なんだよ!そういう「設計」になってるんだよ!「セイの法則」に従ってグローバルに総活躍しろよ!!これが理解できない奴は人類じゃねえェェェェェエエエそれが出来ない奴は自己責任だァァァァァアアアってTPP賛成論者はハッキリ言えよって話なんだが、確か前原某衆議院議員さんは類似したことを言ってましたよね、ああ脱線してしまった。

 EUも同じです。比較劣位産業ばかりの国は、国そのものが滅びるしか無くなるね。ギリシャ人の自己責任。しかもユーロ圏じゃあ為替レートによる調整も出来ない。ギリシャやイタリアやスペインて、通貨暴落させれば救済できるのになあ。サイアクだ。でも、もしそうやって国家を救済したら損するのは投資家。それがイヤだから、ずっと国民が救済されず放置される。国家さえもが国民を救済出来ない仕組みになっている。それがEUだ! あ、これ前に書いたね。なんか小難しいやつ。マンデル教授の計画通り!


fnoithunder.hatenablog.com


 まあとにかく、法律よりも条約の方が上位概念になるし、グローバリズムの世界観では、何にも誰にも頼ることができない。頼れるのは自分だけ。でも人はそんなに強くないじゃんか。んで、自分一人ではどうにもならなくなったら仲間や国に頼るしかない。ナショナリズムに頼るのは社会的生命体の防衛本能なんだよ。1930年代にも全く同じ事やってるぞ。ナショナリズムが危険っていうより、グローバリズムの影響で生命の危機に晒されて、だからナショナルになんとか防衛してもらおうとするって話で。順番が逆だよ逆。日本やら韓国やら中国やらで「偏狭なナショナリズム」やらが台頭するようになったのは21世紀になった頃からでしょ?グローバリズムと連動しているんですよ。グローバリズムなんてやらなければ「ナショナリズム」も出て来ないんですよ。ホントにこの話は本末転倒。

 比較劣位は廃業が当然。設計図が理解できない、図面からはみ出してるのに生きてる奴は既得権益!クソ!危険!って、そんな設計主義はもうやめろって。危険なのはあんたらの方ですってば。


(詳しくはこちら)
fnoithunder.hatenablog.com




ちょっと変わった視点としては、これを推しておこう。自推だが!

fnoithunder.hatenablog.com


 難しい本じゃなかったです。インタビュー形式だからかな。このあいだの「モモ」の方が難しい感じ。大げさとかこじつけと感じる人もいると思うけれど。第一次世界大戦第二次世界大戦も主役はドイツだからね。今回のEU騒動も同じだと思っていい。いつだってヨーロッパに災いをもたらすのはゲルマン人なのさ。ブンデスバンクがヨーロッパ世界を牛耳っているってのは本当なんだよ。トッド氏はフランス人だから分かるんでしょう。フランスなんぞヘタレの腰抜けだって。なんでフランスが第二次世界大戦戦勝国なんだ?敗戦国じゃあねえのか?なんて。皮肉ですが。