あいまい言及

雑談。大した話ではありません。

私はよく「言及記事」を書いてます。前回が典型。
随分と間が空いてしまいましたが、前回の反省記事を書きます。


fnoithunder.hatenablog.com


この記事では10コ以上のはてなブログが想定されてます。
言及の仕方は4パターン。あえてやってみたんです。
 
1.いわゆる言及。相手に通知が行くやつ
2.ニックネームだけ。エア言及。IDコールしてない
3.こっそり言及。出典示さず雑談的引用。当該記事を読んでた人にだけわかる
4.曖昧言及。誰のことか読者には分からない


1.言及
 前回、言及通知を飛ばしたのはお一人だけ。わざわざ呼び出して読ませる程の内容じゃないとは思ったのですが、アレは良記事だし「ブログって儲かるの?」っていう人には読んでおいてほしかったし、respect for skkyってなわけで通知してしまいました。

2.エア言及、3.こっそり言及
 「エア言及」でこっそり引用が2名、ニックネーム出てきたのが3名。雑談レベルなので適当に引用してしまった。用件としてはマズイような気もしてきた。今後はもう少し書き方工夫します。この辺の当該記事読んできた人には「あれだな」と特定できたことでしょう。分からなかったとしても差し支えない書き方してるので、別にそれはそれでいいとは思っています。

 ただこれ「陰口」と言われるとそうなのかも知れない。まあ全公開記事なんだから理屈上は「陰」では無いんですけど。当事者に読まれても構わんと思っているから書いたんだけれど、でも多分気付かないだろうなと思っているのも確かです。ウチは人気ないからね。だからといってわざわざ通知飛ばして不愉快な思いをさせるのも違う気がするし、ケンカする気もないし。まあいいかって感じなのですが。いいのだろうか。中途半端だろうか。


で、これが真の問題。

4.曖昧言及
 出典が分からないようにする書き方。ある意味では3のこっそり言及もこれに通ずるものがあります。

 正直、実は私が嫌いなブログ、特に2つを想定して書いてます。どちらもはてなでは中堅どころって感じでうちよりはずっと読まれてるでしょう。お一人はうちを知らないと思う。もうお一人はうちを知ってはいる?ようですが、読んだことあるのかな。わからない。足跡はないです。どちらの方も、ブクマもスターも言及もコメントもツイートも、私は一切したことないし、(多分)もらったこともないし。知らない人。


 今後も接点無いだろうし、自分の購読に入ってないから視界に入ることも殆どないし、どう考えても自分とは関係ない人だし何か言いたい訳でもない。こっそり言及の人も同様。今後も無関係という良好な関係が続くでしょう、とか思っている。ので、当人に通知は不要、でも読者さんとはシェアしたい何かがあるから、気も遣わず適当におもしろおかしく書いてしまった。


 この辺、ブログマネタイズしてないとか、自分に心当たりの無い人なら「おもしれー」とか、或いは「あー確かに最近そういうの目立つよねー」とか。具体的で分かりやすかったと思います。でもマネタイズやってる人では、あんまりいい気はしなかった人もいるかも知れません。なかには「なんだコイツ俺をdisってんのか?」と思った方もいるでしょうか。


この記事、通常の3倍くらい読まれました。結果的にはいつもより反響あった。
これ、曖昧言及の影響も大きいのかな、という気がしています。


曖昧言及の部分で誰をdisっていたかを特定できた人、いませんよね?
こういう書き方ってちょっと問題ある気もしてきた。


 主語を不明瞭にしてあるので、なんとなく「一般論」っぽく見えるのが問題。

 本当に「一般論」だったなら、それなりに主語が大きいはずで、例えば「日本」とか「大阪人」とか「はてな村」とか。適切な主従関係で論じていれば、仮に「なんかおもしろくねえ」「ムカツク」とか思われても「自分が個人的に攻撃されてる」とは取られないでしょう。

 しかしこれ、「一般論」ではありません。一見「一般論」のように見えて実は「個人攻撃」になってる。表現は曖昧でも明確に特定のお二人をdisっている、と言って差し支えないです。でも、私としては「特定の二人」のつもりであっても、読み手はそうは思わない。誰だか全く分からない、けど一般論じゃない。自分のことか?と思ったり、もしかして友達のアイツのことか?と思ったり、いや違うのか、とか疑心暗鬼になったりしたかも知れません。非常に多くの人の心に刺さってしまう可能性がある。


 特定の人を想定しつつ、敢えてぼかす書き方。思いのほか威力を持たせることが出来る書き方。それはその対象人物と多少なりとも共通点を持つだけという、他の多くの人の心にも突き刺さってしまう、かもしれない書き方なんじゃないかなあと。書き方次第では大変な破壊力を持ってしまう諸刃の剣か。

まとめ

曖昧言及って、賛否双方の心に届きやすい気がします。相応のリスクが伴いそうなので、用法・用量・効果をよく吟味して使うのがよろしそうです。