誰何案件

 前の記事がとても短かったので本日二本目。こっちも見てね。↓fnoithunder.hatenablog.com



 「もやもや」する案件て人それぞれで、例えばメシマズであったり、ミニマリズムであったり、マネーゲームであったり、ビスマルクであったりするわけですが、一つ思い出したのが「誰何」案件。

 誰が言ったかより「何を言ったかが大事だ」ってやつ。大概は、世の中「誰が言ったか」が重んじれらがちでもやもやするって話で、「何を言ったかが大事なのだ」で結論づけられる。

これわたし的にはえー、そうか?って逆にもやもやしてしまう案件。
いやまあその事例では確かにそうなんだろうけど、ケースバイケースであって、二元論で考えるのおかしいだろ、って、もやもやしてしまうのです。前にもやったけど。補足します。


前にやったやつfnoithunder.hatenablog.com


特殊事例

 先般の記事「哲学とは何だろうか」に付いたブコメの話。日頃はブックマーカーには見向きもされない弊ブログですが、この記事はおそらく後段があまりにも雑だったので、いくらか人が来た。おもしろブコメを一つ晒しちゃおう。


f:id:fnoithunder:20150823102847g:plain


はてなブックマーク - 哲学とは何だろうか - 強靱化のすすめ


 自分で「おもしろ」とか言うなよ、ってなわけで自分でつけたコメントです。本文で雑な話を書いたので自戒の意味を込めた自虐セルクマ。で、はて☆すたが付いてます。


 このはて☆すたの意図を考えてみましょう。言葉の意味だけ、「何を言ったか」だけで考えると「くだらねー記事」と思ったのでネガ★すたを付けたことになる。でも「誰が言ったか」で考えると「自虐ネタ おもしろい」という、ポジ☆すたになりますよね。


 セルクマである以上、後者の意味しか無いと思うんですが、この方の場合は前者のようです。くだらねー記事、と思いながらその筆者に☆をつけてしまうとか、どうなんだ?苦笑い案件。皆様方におかれましても、知らない人に☆を付ける時は「誰」のコメントなのか一応確認しましょう。

一般事例

 パクリサイトとかバイラルとか?の問題は「面白けりゃいいだろ」っていう「誰」を軽視ないし無視した案件でしょう。 特にツイッターなんか、基本的には「誰が言ったか」ではなく「何を言ったか」重視の典型ですよね。んで、面白けりゃいいだろって感じで「誰が言ったか」が軽視されてる。だからパクツイなんかやるんでしょうね。リツイートにしろよ。


いやしかし、リツイートも最近どうかと思った、って話。

よく知らないリツイート

 私も、誰だか知らないけどツイートの内容は同意できるなあとか面白いとかでリツイートすることがあるんですが、これも気をつけないといけないな、と思ったことがあります。

 私は政治ネタやってるので、都構想とか憲法問題とかの関係でフォローしてる人がいて、いいね!と思ってリツイートすることがあるんだけど。でね、ある人が、ツイートで時々とある有名な「中朝韓ヘイトまとめサイト」のリンク張ってるのに気付いた。大変におぞましいところなのでリンクは張りませんよ。在特会のもっと凄い親玉みたいなヤツ。私は「悪質な工作員が、無自覚な工作員を養成するためのサイト」だと思ってる。


 2ちゃんねる政治関連のニュース速報とかの序盤20レス以内でよく誘導リンク張られるゴミサイト。政治関連だとこういうサイト見て「ネットで真実を知った!」って輩が多くて辟易する。いやそれゴミだぞ。この問題は本当に大問題なのでまた別途やります。


 今回言いたかったのは、憲法問題とかで同意できるツイートしてた人が、よくよく知ってみれば私の感覚では(無自覚な?or悪質な?)中朝韓ヘイト工作員?だったって話。とりあえずフォローはやめましたけど。いくらなんでもあそこはダメだ。


 知らない人のツイートとかで一瞬「なるほど」とか思っても無闇にリツイートしない方がいいんじゃないかと思ったのです。よくよく調べてみたら、実は全然自分とは違う、もしかしたら正反対の主義主張の持ち主、かも知れませんよ。そう、上で紹介したブックマーカーさんみたいに。特に政治関連は気をつけてね。