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Pax Americana

その他

 ご無沙汰しております。やはり慣れない環境だと、なかなか記事を書く時間が取れませんで。「集団的自衛権」の話なんか、はてなで「旬のトピック」として取り上げられていて、いっちょ噛みしたかったのに。中野学校でも最近、地政学関連や安全保障を習っている最中だし是非その成果を披露したい、と思っているのですが。いずれ遠からず、ちゃんと書こうと思います。

 というわけで、今回は、自分で記事を書けないもんだから、私が勝手に選んだ秀逸と思う記事、気になった記事を紹介します。まずはこちら。
 
集団的自衛権行使容認に反対する――谷口雅宣先生の見解 - 暴走若人のブログ
 
 現行憲法無効論者は、とりあえず今は「解釈改憲」でしのげ、という論調の人が多く、「いくらなんでも、それでは現行憲法の前文や条文と全然ツジツマが合わないではないか」という指摘に対して、ちゃんと反論や説明が出来ていない気がします。暴走若人さんはそれではいけない、と言います。それは確かに仰るとおり。「解釈改憲」の問題について「憲法を守れ!」ではなく、「憲法無効論」から批判する、というのは他では見たことがなかったので、なかなか秀逸と思いました。賛否両論、あるかとは思いますが、一読の価値有りです。

私個人としては、改憲が是なのか破棄が是なのか、答えは出ていません。取りあえず前文はヤバイだろ。続いてはこちら。
 
集団的自衛権を茶化していち早く非国民になってやるぜ! - どーでもイージー
 
 タイトルは斬新ですが、現行憲法の示している「規範」である不殺に対して「現状」が全く合っていないのでは?という「ツジツマが合っていない」問題を非常に解りやすく解説しています。勝手に次回作に期待しております。フタエノキワミ!ちなみにこの記事の翌日記事、俺のレスが火を吹くぜ![どーでもイ~ラジオ] - どーでもイージー で、私のブックマークコメントを取り上げて頂きました。こちらも必見。全米が泣いた
 

次はアメリカの話です。今私、ちょうどアメリカにいるものですから。
 
最高の親日国アメリカ/米国訪問記(1) - デマこい!
ニューヨーク、21世紀が始まった場所。/米国訪問記(2) - デマこい!
 
 この方は、サンフランシスコとニューヨークに行かれたそうです。記事を見る限りではアメリカ好きなんでしょう。デマこいてんじゃねえ!なんて言う気もないんですけど。テロリスト(個人)がアメリカ(超巨大国家)を倒した、という解釈でよろしいんですかね…… テロを礼賛してるわけではないのでしょうけど、テロ後に訪れた、とされる「個人の時代」というのは非常に肯定的に考えていらっしゃる、ということで、いいんですよね。かなり思い切った書き方だなあと思いました。
 
私の過去記事にあるとおりで、私とは考え方はかなり違います。
 
ケインズが封じ込めたもの - 強靱化のすすめ

 あまり関係ないですが、私が滞在しているのはもっと田舎のレキシントン周辺の、さらに田舎町。都会とは印象が異なるかもしれません。ちなみに、私がかつて仕事で滞在した国は、アメリカの他に、中国、韓国、インドネシアがあります。どこへ行ってもまあ街の人々は概ね親切で、特に韓国は格別でした。ただ、これはあくまで私の個人的な感想です。この四カ国で「親日国家」と言えるのは、現実的には、強いて挙げるとするなら、インドネシアだけのような気がします。まあ、単に利害関係が薄いだけですね。
 
 この辺、日米中韓の関係は、オバマ大統領の言う「アジアンピボット」戦略ってのも絡んできています。中国と露骨に対立し、ロシアとのコネを重視する安倍さん、アメリカの方針と全く逆なので、オバマさんに凄く嫌われています。当たり前か。これはまあまあ、いいと思います。TPPでは媚び媚びなんですけどね。まあオバマさんに限らず、アメリカ大統領は親中反日って多いです。オバマの後継と目されるクリントンもかなりヤバイような。

共和党 vs 民主党 - 強靱化のすすめ

 上に出てきた暴走若人さんの記事にも「アジアンピボット」の話が出てきていました。この辺の話も書きたいところです。でも「国家の時代」は終わった、とするなら、「国家のリーダー」である、オバマや安倍や習やプーチンが何を言おうと、個人にはあまり関係ないのかもしれません。そういう話ではないのかな。私は古臭い上に次元の異なる話をしている、ということなのでしょうかね?よくわかりません。


 アメリカについて、最近の記事で秀逸だと思ったのはこれ。

米国の黄金時代という神話 - himaginaryの日記

 ありがたいことに、スティグリッツ先生の論説を翻訳してくれています。この前日の記事も必見です。スティグリッツ先生、なんだか当たり前の話をしているだけのような気もしますね。なぜうまくいかないのでしょう。今の調子では、アメリカもいわゆる「失われた二十年」に突入の可能性大です。日本もそれに付き合うみたいです。いやあ、ほんっっっとに安倍さんてわかってないねえ……


 というわけで、今回は、主に他のブロガーさんの秀逸な記事を並べてお茶を濁そう、っていう、虎の威を借るふのいでした。


"Japanese incoherent text"  解説の書

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