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ふのい(仮)の奇妙な冒険 第一部

経世済民
山吹色の波紋疾走!

 今回はゾンビが登場するので、無闇矢鱈に「ジョジョの奇妙な冒険」第一部に準(なぞら)えてみました。ご存じない方は申し訳ありません。しばしお付き合いの程を。


ジョジョの奇妙な冒険 (1) (ジャンプ・コミックス)

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 では本題に入りましょう。

 前回、「既得権益」の考え方について、私なりに問題提起をしました。例に挙げた「日本語」や「地震」というのは、極端な話なので、現時点ではあまり現実的ではないかも知れません。ただ、10年とか20年とかいうスパンで見たら、決してそんなアホな、なんて笑える話ではない、と思っています。

既得権益とは何だろうか - 強靱化ノススメ

 グローバリズムそのものが問題、というよりも、グローバリスト達の下心、投機家やグローバル金融資本が「グローバリズム」や「改革」を美辞麗句として装い、行政やマスコミに(カネにものを言わせて)取り入って、好き勝手やって金儲けできる環境の構築を目指している、というのが「グローバリズム」の本質でしょう。 要は今現在、日本人が持っている全ての「既得権益」を奪い取りたい、という話です。まずは弱っちい農家や漁師を手始めに、いずれは日本人から全てを取り上げてやるッ!


 実際に、悪い「規制」や「既得権益」ってのも色々とあるはずですが、問題のない「規制」や「既得権益」にレッテル貼りして、思考停止誘導を狙っているケースも多々ありますのでご注意を。郵政民営化の「特定郵便局」がいい例です。特定郵便局って当時物凄い悪辣組織の如き扱いでしたが、いったいどんな悪さをしていたのか、よく解りません。彼らは本当に「悪の抵抗勢力」だったのでしょうか。

 本当におかしな「規制」があったとしても、作った当時は当時なりに、時代に沿ったものだったハズなので、それは見直す時期に来ている、ということでしょう。むやみやたらに叩かず、目くじらを立てず、どうするのがいいか、ということについて考えてみましょう。


 最近では、TPPに絡んで農協や漁協が諸悪の根源、のように言われたりすることがあるようです。具体的に、彼らにどんな問題があるのか私は知りません。どうすれば改善、解決の方向に向かうのか、もよく解りません。しかし、ただなんとなくマスコミ報道を聞いていると、はっきりとは言わないまでも、「コイツらが日本の足を引っ張っている、既得権益にしがみついている悪なのだ」というような印象操作がなされているように感じます。

 生産性の低い一次産業や、雇用調整助成金を受けながらジリ貧になっている地方企業や中小企業。ゾンビ企業など揶揄され「ゾンビは潰してしまえ」などと罵られています。

 確かに彼らは100点満中50点の働きしか出来ていないのかもしれません。それを60点や70点のヤツが叩いている。しかし、そうやって50点のヤツを叩きつぶしてしまえば、今度は60点のヤツが叩かれるだけです。そして次は70点のヤツ。いずれは自分の順番が回ってきます。

 本来あるべき国家戦略は、この真逆。皆が協力し合い、補い合って高得点を目指そう、というものであるべきです。その筋道を考え、計画を立て、後押しするのが行政の仕事です。ただ単にドリルでぶっ壊す、というのは、全くいいアイデアではありません。今までより、益々おかしな事になるのは確実でしょう。そんなことは、この17年くらいの間で完全に立証されているのです。構造改革は完全に失敗確定路線です。いったいいつまでそんなものを踏襲しているのでしょう。自戒も込めて敢えて言います。このご時世、自分自身がゾンビ化している、なんてことがないか、時折、よくよく内省してみることも必要と思います。

貧弱!貧弱ゥ!!

 採算性の低い貧弱産業や脆弱企業。彼らは本当にゾンビなのでしょうか。ゾンビだとするなら、いったいなぜゾンビになってしまったのでしょうか。誰にゾンビ化させられたのでしょうか。「構造改革」や「規制緩和」を唱えている吸血鬼Dioが、人々から精気を奪い取り、ゾンビを大量生産、食料として搾取している。日本は「ウインドナイツ・ロット」になりつつある、なんてことはないでしょうか。「きさま、いったい何人の命をその利益のために吸い取った?」「お前は今までに喰ったパンの枚数を覚えているのか?」

 これは別にアメリカがどうこう、という訳ではなく、ウォール街であったり、国際金融資本であったり、ヘッジファンド、投資家、投機家、あるいは日本の産業競争力会議の面々、竹中先生や三木谷先生とかがパンを食いたいだけなんじゃないの?三木谷先生の会社じゃあ、日本語の規制緩和をやってるらしいし。っていうか「産業競争力会議」民間議員って役職が、日本史上最悪の「既得権益」なんじゃないかと思っているのですが、如何でしょうか?



ズギュウウゥン(総理指示!)



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……前回といい今回といい、何とも希望が無い話になってしまいました。グローバリズムの話題ってのはそういうことになりがちです。でも私は、全く希望が無い、とは思っていません。グローバリズムは終焉に向かいつつあるのではないか、と考えています。その希望について、次回ではありませんが、近日中にお話ししたいと思います。


 「あっ!ふのい(仮)!こんなところにいやがったのか。さあ、さっさとパンを食べる作業に戻るんだ!」


 第一部、完ッ!