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西田さんと東田さん

超人大陸

「超人大陸」というネット番組があります。政治家先生方が多数参加していらっしゃいます。皆さん、自分の掲げる政策や、国造りに対する意気込みなどを熱心に語っています。


インターネットTV「超人大陸」ートップページ


 マスコミ報道なんかだと、政治家やその関係者を恣意的に貶めたり馬鹿にしたりするような報道姿勢がもう定着してしまっていて、政治家=お代官様≒越後屋=ワル!てな感じです。これ確かに、一面的には正しい気もしなくはありません。金の問題を起こす政治家は後を絶たないし、産業競争力会議の面々など見ていると、うおお、越後屋!お主もワルよのう!と思うような人は確かにいます。
 しかし、そうでない人もたくさんいらっしゃいます。この番組を見るとそれがわかります。まあ、私の立場からすると意見の大きく異なる方、あまり賛同できない主張をされている方もいますが、でも真面目に国政を考えているのは伝わってきます。
というわけで、月曜日更新の超人大陸。私は毎週楽しみにしています。おなじみの西田議員の動画は、欠かさず見ています。

西田さんは

 西田先生の今週のお話は、日豪EPAの件で、政府の交渉は非常にうまくいった、成功である。これはTPP交渉相手の、アメリカに対する牽制にもなる。安倍政権の外交手腕は見事なものだ、とのことでした。最近、自民党参議院議員の人達と安倍首相と、一緒にお食事をする機会もあったそうで、安倍総理は非常に堂々として、頼もしく感じた、といったようなお話で、安倍政権の外交「成果」を強調していらっしゃいました。

 与党の議員ですから、まあ慎重な発言は求められるのでしょうが、「党内野党」を自認する西田先生の仰っていることだし、まあまあ、政府の外交交渉は、それなりにうまくいっているのかな、と思いました。

東田さんは

 そして、これまた私が楽しみにしているメルマガ、三橋貴明さん主宰の「新」日本経済新聞。毎週水曜日は東田剛さんの執筆記事。


【東田剛】間違いなく日本の国益? | 三橋貴明の「新」日本経済新聞


西田議員の主張に対する、あまりに痛烈なカウンター。西田先生の「超人大陸」でのお話に呼応したような内容です。色々なケースを想定、激しくツッコミを入れています。そんなに甘い話でもないだろう、ということで……いやー手厳しい。アイタタタ……

 ちなみにこのお二人、反目しあっている、犬猿の仲、なんて訳では全くありません。西田さんと東田さん、立場は違えど、ともに祖国を憂い、活動しているお方で、相互に信頼関係があって、闊達に議論を交わしている間柄のようです。

革命政権

 今回のお二人の見解、全く異なります。東田さんは、安倍政権発足当初から一貫して批判的、それも結構痛烈なことで(一部で?)有名な人です。特に「保守を自認、強調している、リフレ派」の人達は、彼がウザくてウザくて仕方がないらしい。
 しかし日頃から東田さんの仰っているとおり、安倍政権とはその実、決して保守政権などではありません。革新政権です。特に参議院選挙での勝利以降、ここまで改革に突っ走っているのですから、改革とか革新とか、なんなら革命政権、と呼んでもいいんじゃない、ってくらいの勢いなのですがね。

 しかし、そこから目を背けている人が多いのか、経世済民に興味がないのか、それとも韓国中国しか眼中にないのか。安倍政権が「保守政権」って表現は、そりゃおかしいって。「清純派AV女優」ってのと変わらん気がしますよ。私は……
 いや、革新だからダメ!とか、保守だから正しい!とか言いたい訳ではないのです。改革や革新が正しいと信じて邁進する安倍政権を応援するのは、個人の自由だし大いに結構と思います。ただ、それは革新政権でしょうよ。
いったい保守とは何だろうか。


 さて今回、この西田東田両先生のお話を伺った上で、私の思うところを述べますと。
 西田先生の言う、「政権の外交成果」というのは……正直言って、それはちょっと違うのではないかな、と思いました。良識ある「抵抗勢力」の方々が、国会の力で、安倍政権やナントカ競争力会議に釘刺したりして、好き勝手やらせないようになんとか押しとどめている、というのが現状なのではないかと。つまり、TPP交渉が難航しているのは「政権の成果」と言うよりも、国会での議論の成果、自民党抵抗勢力の成果、つまり、西田先生の成果なんじゃないの?なんて思ったりしております。
 そして東田さんの仰っていることも忘れてはいけません。予断を許さない状況はまだまだ続くのでしょう。