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情報の乖離

私は、お師匠様達、と言っても、私が勝手に師としているだけなのですけれど、その師匠の意見をさんざん聞いたり読んだりしてから作文するもんですから、私の作文手口だと、新鮮な?ネタは苦手なんです。でも、たまにはチャレンジしてみましょう。ということで2/9の東京都知事選挙の件。
では、さっそくお師匠様である、西田昌司参議院議員のご意見を伺ってみましょう!ってなんでやねん……

西田一問一答「自民党が舛添氏を推薦するのはおかしいと思いますが?」

http://www.youtube.com/watch?v=4FQbYvI5DCE&feature=youtu.be
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22715854

いったいどうしてしまったんだ西田先生……「西田昌司がズバッと答える!!」って、言ってたじゃないかああ……いつになったら自民党と舛添氏が出てくるのか?と思ってじーっと我慢しながら聞いていたのですが。
ニコニコ動画の方はコメントが荒れまくっていて、見るに堪えません……みんなそこまで言わなくても……質問は「自民党と舛添氏」なのに、西田さんの話は「小泉氏と細川氏とマスコミ」の批判ばっかり。しまいには都知事なんて結局誰でもいいんだ、なんて話になってしまいました。なんか自暴自棄というか、ヤケクソ?
自民党が舛添氏を推薦するなんて絶対にオカシイ!これは小泉進次郎氏が正論を言っている!ってことで評判になっていましたが、まさに彼の言う通りかと思います。
以下一部抜粋。

自民党を除名された方を支援することも、除名された方が支援を受けることも、私にはよく分からない」 「一番苦しいときに『自民党の歴史的使命は終わった』と言って出ていった。応援する大義はない」

といった案配です。私も自民党が除名した舛添氏を推薦とか、ありえんだろ!と。当然西田先生も、と思っていたのですがしかし。選挙期間中は、党批判・舛添氏批判も一切合切御法度なんでしょうかね、きっと。しかし、いくらなんでもこれは西田先生……少々ショックでした。自民党が野党の頃は本当に歯切れよく正論を主張していらっしゃいましたが、与党になってからは、色々と制約やら党議拘束的な、なにかがあるのでしょうか。時折、歯切れの悪いことがあります。

ワンフレーズ・ポリティクスの脅威

 ただここ十年ほどは、真面目に、地道にやってきた政治家や役人、学者先生がたは、単純化された簡単明瞭な論争、レッテル貼りに散々悩まされ、苦しめられてきた、という経緯があります。真面目なマスコミの人だってそうでしょう。「ワンフレーズポリティクス」ってやつ。これは人々を思考停止へと誘導する為のレトリックです。構造改革郵政民営化!官から民へ!抵抗勢力政権交代!コンクリから人へ!規制緩和子ども手当道州制!都構想!既得権益打破!地域主権!ガソリン値下げ隊!解りやすいのは確かです。掛け声は威勢がいいのですが、現状を見てみれば、いったい何だったんだろう、ってなことも多々あります。実はよくよく考えてみると色々とオカシイ。
 痛みを伴う改革!と言って雇用不安定化、失業者を増やし、賃金も減らし、仕事へのモチベーションも低下。そして怨念ばかりが増大。社会不安により人心が乱れ、おかしな勢力が跋扈するようになり、人々はそれを賞賛する。
 そういう悪循環に、日本が戻ってしまうのをなんとしても阻止しなければならない、ということで、小泉・細川陣営には絶対に負けられない!というのは非常によく解ります。まあこれ、日本だけの問題ではなく、フランスならサルコジさんとか、アメリカのM・フリードマン先生とかも、そうなんでしょうね。

しかし、念のため申し上げておきますが、この動画は例外的なんですよ!いやマジで。普段はもっと為になるお話だとか、日本の将来についてなど、熱心に論じていらっしゃいますので、未見の方は、できれば他の動画もご覧いただければ、と存じます。

今回の都知事選については、自民党から橋本聖子さんだとか小池百合子さんだとかの国会議員を出すって話もあったようですが、国会議員補欠選挙をやりたくない、だとか、議席がもったいない、ってなところで、勝てそうならまあ舛添氏推薦、ってことでいいんじゃないの、となってしまったらしいですね。なんだかなー。

 この西田さんの動画によると、マスコミ報道、TVなどでは「安倍vs小泉」の師弟対決ってことで結構盛り上がっているってことみたいですね。ネットで大人気!の田母神氏はTVでは泡沫候補扱いだとか。私はTVも新聞も殆ど見る機会がないので、よくわかりません。
 とりあえずネットの掲示板やブログなんか見てると、田母神さんが大人気で、他の候補が泡沫扱い、という感じに見えてしまいますが。各政党やマスコミの調査では本命舛添氏、という状況だとか。ネット情報しか知らない私にとっては一体どこの世界なのか、同じ日本のハズなんだが、と不思議な気分になってしまいます。

ニコニコ動画の世論調査状況

ネットとマスコミのデータ乖離といえば民主党政権政権交代で誕生した鳩山政権、2009年9月発足当初の内閣支持率は70%を超えていました。しかしこれネットの方、ニコニコ動画の調査では1/3程度、のっけから20%台前半でした。ニコニコ動画の調査って少なくとも当時は重複や多重投票が基本的には出来ないようになっていたし、サンプル数も確か数万人で、ニコニコユーザの調査、としてみた場合、非常に信頼性は高いと思います。
 政権の支持率がその後、60→30→20%という具合に低下していくと、ニコニコの方も20→10→7%、ってな具合に、ちょうど1/3を維持しながら推移していく。その後の菅内閣、野田内閣でも同様。大手マスコミの方も、比較的高いのが朝日、低いのは時事通信って具合に相場は決まっていました。よって朝日の支持率が50%、と出たら、時事通信は40%台前半、ニコニコは17%くらいかな、とか、ニコニコの調査で10%だったら時事は25%、朝日は30%だろ、とか読めるようになって、実際に概ねその通りになるので、ちょっと面白かった。当時は頻繁に支持率が取り上げられていたので、それぞれの相関関係などから結構正確に予測できるという。
 さて再政権交代後の安倍政権。発足から1年余りが経過しました。マスコミの内閣支持率調査ではは60%程度でずーっと推移していますね。ニコニコの方はどうなのかというと、こちらも60%程度で安定。
てなわけで、安倍政権になってからマスコミ一般とニコニコの調査が、見かけ上は一致してしまったのです。なんだか不思議です。朝日とニコニコが同水準だなんて、にわかには信じられない。なんだかミステリアスです。まあ、単なる偶然か。
 だから田母神さんはマスコミでは泡沫候補扱いなわけで。ネットでは八割がたが進次郎さんと同じ意見に見えるし、舛添さんが大人気だなんてそんな馬鹿な、という気になってしまいます。実際「舛添さんを応援しよう!」なんてサイトや掲示板は見たことがないのですが、現実はこれいかに。期日前投票出口調査結果の記事を見る限りでは、舛添氏が圧倒しているようで。

http://news.nifty.com/cs/domestic/governmentdetail/dot-20140205-2014020500005/1.htm

本投票ではやっぱり開票後一分足らずで舛添氏当確なんでしょうかね。
気になります。田母神さんネットで大人気(笑 で終わってしまうのでしょうか。私自身は内心、田母神さんを応援しているのですが、東京都民ではないし。今週末を待ちましょう。やっぱり現状の日本というのは、西田先生のおっしゃっていたとおりなのでしょうか。果たして……