はじめに

2013年12月、国土強靱化基本法が可決されました。

大手某新聞なんかではさっそく「また土建国家の復活か!けしからん!」
といった趣旨の記事が蔓延っているようです。のんきなものです。

「国土強靱化」と聞くと、震災・津波・台風など、自然災害に対抗する為のインフラ整備、という印象かと思います。確かに日本は自然災害大国であり、自然災害に対する防衛、減災、復興は非常に重要な課題です。

しかし、日本国家を襲う危機とは、自然災害以外にも多種多様なものがあります。
例えばテロや戦争。あるいは、ペルシャ湾岸の不安定化によるエネルギー危機。世界の異常気象による食糧危機。そういった危機に伴って発生する社会不安。ブラックマンデーリーマンショックのような金融危機だって、国家はもの凄いダメージを食らいます。
いずれもが経済の混乱や危機へと繋がり、そしていずれは国家存亡の危機、となっていくやも知れません。国民国家を強靱にするためには、本当に多種多様なリスクを想定しなければなりません。

個々の国民は、どうしたら強靱にになれるだろうか?
なにか処方箋があるのだろうか?というと……

 

福澤諭吉先生おっしゃるところの「学問ノススメ」しかないだろうなあと。

というわけで、日本を襲う各種危機に対抗するため、
思想や知恵、知識、そして生活を鍛えていこう!国民が強靱になろう!

ということで、強靱化ノススメ。
以上、よろしくお願い致します。

 

「強靱化」と言えば、藤井聡先生です。

強靭化の思想

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