西部邁さん死んでしまった

 西部邁さんが死んでしまった。78歳にもなって自死かよ。いやこういうことに実は年齢は関係ないのかな。自分勝手な人だなあ。相変わらず。以前から自死に憧れているようなところはあったけれど。自身の東京MXの番組やチャンネル桜などで時折「もー死にたい!」などとかぬかしては周りを、水島さんを困らせていたので、困ったじいさんだとは思っていたけれど。それにあんまり死ぬ死ぬ言ってると「インターネットで死ぬぅ~とかいうこと」の人みたいに言葉が軽くなって説得力を失うし、なんかやだなーそういうのやめて欲しいなー、って思ってたんだけど。ホントに死んでしまうとは。新弟子舞うとは不甲斐ない……


 Youtubeで西部ゼミナール見てて、昨年中頃から、なんか明らかに身辺整理してるなあ、とは思っていたんだけれど。西部邁ゼミナールも今年度で終わりにする、代表を務めていた、隔月刊誌の「表現者」も終わりにする、とか言うし。「表現者」の方は、我らが師匠[要出展]藤井聡さんがあとを引き継いで今後も続いていくことになりましたが。

 私は21日の朝9時くらいに西部邁ゼミナールのyoutube 動画を見てたんだけど。その頃にはもう亡くなってたんだな。病院に運ばれて死亡確認とか王大人がやってた頃合いだろうか。



西部邁ゼミナール特別講義【1】「言論をめぐって」 Guest 青山忠司〔表現者塾頭〕 2018年1月20日〔土〕放送


 1/20に放映された、西部邁論説のおそらく最新・最終回か。特別講義【1】ってあるから、撮りだめしてあるんだろうか。ともかく、なんか遺言みたいだ。この前日のチャンネル桜の方の配信番組もそう。知ってて見ると、もう死ぬ気でやってるのが伝わってくる気がする。中山恭子さんと楽しげに話しているさまを見ていて、
「くっそー、このじじいめ」とか思いながら、涙が出てきてしまった。
なんだかなぜだか口惜しい。

全然面識ない、会ったこともない人だけれど。私の父と同い年で。あんま関係ないか。


言論は虚しいとか人生が無駄だとか。

先般はてなブログで流行ってたブログ論にも通ずるところがある気がするので、なんか書きます。今さら。そのうち。